今年こそは優勝できるかなと思っていたものの、ふたを開けてみたら結局3位だったベイスターズさん。なぜ優勝できなかったのでしょうか。
■個人成績は優秀だったベイスターズさん
最優秀バッテリー 東克樹・山本祐大
最多奪三振 今永昇太
これだけ受賞者がいて、なんで優勝できなかったんですかね。
■ランナー出ても盗塁死か犠打失敗
まずはチームの攻撃面。得点圏打率はリーグトップでも得点数のリーグ順位は4位。それでいて盗塁成功率と犠打成功率はリーグワースト。単純に見れば打線の効率がすこぶる悪いですね。
チームの投手面は防御率はリーグ3位ですが、救援防御率が4位。東投手とバウアー投手、今永投手と先発3本柱はいるもののそこに続かない。今までリリーフ陣を支えてきたヤマヤス投手やエスコバー投手、三嶋投手らの不調。中盤までは競った試合があったものの、取りこぼしが多かったような印象がありました。
ここまでは里崎さんの受け売り。
■単純なミスプレーも多かったなあ
私の中では、取りこぼしというか、単純なミスプレーも多かったような気がします。
例えば
・挟殺失敗オールセーフ、バウアー咆哮(7月1日)
・3走が止まっているのに3塁を狙いに行く関根選手
・簡単な打球をエラーしてしまう牧選手
・ミスが重なって3位確定
今年1年は「詰めが甘い」とか「ミスが重なって」といった文言を幾度となく書いたなあという印象がありますね。
■ベイスターズさんと対照的なカープさん
同一リーグのなかでベイスターズさんと対照的なのがカープさんです。得点数はリーグ5位(打率4位出塁率5位)で防御率はリーグ4位。カープさんは少ない出塁で点を取って、僅差の試合をしっかりものにしているということじゃないですかね。
個人成績、いわゆる個人のスタッツというやつですかね。それが高くても勝てるわけではないというのが”やきう”なんだろうなと思いますね。
1試合18点取って1イニングで10点とっても、1勝は1勝。チーム打率やチーム得点、個人成績がこの試合で爆上がりしたとしても、1勝は1勝なんですよね。
1試合のなかでの勝負所、シーズンの中での勝負所をしっかり勝ちきれないと優勝は難しいのではないかなあと思っています。
気づいてみれば年の瀬でございます。今年もあと数時間。私のつたない雑文にお付き合いくださりありがとうございます。来年は優勝できるようなチームにというか、優勝できるといいですね。