【2022年反省会】三浦ベイスターズは本当に強くなったのか問題~得点力の低下~

 嶺井選手がFAでソフトバンク入り。砂田選手と京田選手が交換トレード。12月には現役ドラフトが実施されます。ストーブリーグの動きはまだまだありそうですね。

 結果だけ見れば優勝までもう一押しだったベイスターズさん。本当にもう一押しすれば優勝できたのでしょうか。今回も今季の振り返りをやります。

 今季2位となったベイスターズさんですが、すごい強かったという印象はあまりなかったような気がします。成績を見てみると得失点差はマイナスなんですよね。

 得点数は497で失点数は534。

 得点数はリーグ4位ですが、打率はリーグ2位。打ってはいるけど点は取れていないんですよね。「あと一本がほしかった」という場面が何度もあったような気がします。実際、三浦監督の「あと一本が出なかった」というコメントもよく見ましたね。その年によって状況は違いますが、得点数が500を切ったのは中畑政権1年目以来です。

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 今季は石井琢朗コーチほか、コーチ陣が一新し98年組が帰ってきました。キャンプでは走塁も含めてランナーを次の塁に進めることを重点的に鍛えていたようです。

 しかし、スコアリングポジションまでランナーを進めても、肝心なところで点に結びつかないことには意味がないですね。

 石井コーチは今季、野手総合コーチからチーフ打撃コーチに配置転換するそうですね。広島時代とヤクルト時代に、打撃コーチとしての手腕を振るった石井コーチ。打撃陣の底上げに期待したいです。