牧秀悟のここぞの一発問題

 東京ドーム巨人戦1勝1敗で3戦目です。日曜日は6連勝中のベイスターズさん。カード勝ち越しとなるでしょうか。

 先発は東投手。試合終了後のコメントでは「調子が良いとは言えなかった」と話していましたが、コース、高さを間違えず、丁寧に投げていた印象を受けました。相手先発のメルセデス投手も150km越えのストレートを連発。試合は投手戦になっていきます。

 試合終盤になっても両チームとも得点はいらず。両投手降板してもリリーフ合戦となり、スコアレスで延長に進んでいきます。

 決勝打となったのは延長12回表の牧選手のソロ本塁打。3-1カウントから狙ったスライダーを見事に捉えてレフトスタンドへ。どっちに転ぶか最後までわからない投手戦に終止符を打ってくれました。

■牧選手が4番としてさらなる成長の過程の中での一発

 本日は牧選手の一発で試合が決まりました。3-1カウントから狙ったスライダーを見事に捉えました。あれは狙ってたんじゃないですかね。読みが冴えました。

 ここ数試合、あまり結果が出てない牧選手。投手戦が多いこともありますが、高めのつり玉や低めのボールになる変化球に手を出したりとタイミングもあってないように見えました。そんな中でのこの一発。震えましたね。

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 ベイスターズの4番というと、ローズ選手、村田選手、筒香選手が印象的ですね。特に調子のいいときの筒香選手は「なんとか打ってほしい」というときに本塁打を放っていた印象があります。

 牧選手は2年目となる昨年から4番に座り、どっかりとしたフォームで相手投手を迎えうっています。得点圏で思うようなバッティングができていないときもありますが、現在はリーグ打点トップ。4番らしい働きをしているように感じます。

 本日の1発は4番打者としてさらなる進化を遂げた一発だったのではないでしょうか。延長12回。得点が入らなかったら引き分けか敗退。1死ランナーなしだったら一発狙いに行くでしょう。狙いにいって打ってるんですから。すごいですね。

 まだ牧選手は3年目。さらにすごい選手になってくれるのではないかという期待感があります。本日のここぞの一発は、4番打者としてさらなる成長の過程の中での一発だったのではないかと思いました。

 

【2023年7月9日対巨人戦

横000000000001|1

巨000000000000|0

東京ドーム(ビジター)

De1-0巨人

勝利投手 エスコバー (1勝1敗0S)

セーブ 山﨑 (0勝5敗20S)

本塁打 牧 14号(12回表ソロ)※Deのみ