前日に連敗ストップしましたが、負けられない試合は続きます。本日も東京ドーム巨人戦です。
本日の先発は今永投手。立ち上がりからストレートの走りがいい印象でした。初回はストレートで押し込んで空振りも取れていたのですが、2回裏、中田選手に投じたカーブをソロ被弾。岡本選手がテキサスヒットに大城選手がカットボールを捉えて2ラン本塁打。早い回にリードをされてしまいました。
以降も4回裏にポランコ選手、6回裏には丸選手にそのストレートを捉えられてソロ被弾されてしまいます。今永投手は誤算でしたね。それまでよかったストレートもシャープなスイングでうまく芯に捉えられてしまいました。
ベイスターズ打線は初回に相手先発の菅野投手から佐野選手のタイムリーで先制しますが、以降は沈黙してしまいます。8回に関根選手が鍵谷投手から、9回に佐野選手が大勢投手からソロ本塁打を放つも追いつかず。悔しい敗戦となってしまいました。
今永投手が打たれれば打たれるほど、相手先発の菅野投手の調子が上がっていくというきれいな反比例グラフのような試合となってしまいました。ビハインド側は一球を捉えようとすると力み、リードする側は楽な気持ちで打席に入り、力みのないスイングで捉えるという、点差がつけばつくほど、心理的にも差がついていってしまいましたね。
■今永投手のストレートは使い方次第
自身6連勝中の今永投手でしたが、本日は生命線となるストレートが諸刃の刃となってしまいました。
2回裏はストレートタイミングで入ってきた打者に対して変化球を投げて、打席の中でちょっと我慢されてのスタンドイン。ストレートを中心にした配球の今永投手ですが、タイミングを外すための変化球に合わされたのが痛かったですね。その後のポランコ選手と丸選手の被弾はストレートでしたからね、これが本当に痛かった。今永投手の自信を折ってしまったような場面でした。
威力のあるストレートなので、力んでくれると詰まるのですが、素直にバットの芯に当たってしまうと、打球は飛びますね。
前日の大貫投手が手を変え品を変えしながら好投していたので、本日の今永投手はもったいないなと思いました。もうちょっと天下一品のストレートを上手に使いながらピッチングができるといいなと思いました。
【2022年9月19日対巨人戦】
横100000011|3
巨030101000|5
東京ドーム(ビジター)
De3-5巨人
敗戦投手 今永(10勝4敗0S)
本塁打 関根 1号(8回表ソロ) 佐野 19号(9回表ソロ) ※Deのみ
首位と7ゲーム差