阪神戦3連勝で神宮に乗り込んでヤクルト戦です。首位との差を詰められるチャンスですよ。
先発は大貫投手。途中雨が降ることもありましたが、いつも通りの落ち着いたピッチングです。ただ、村上選手とオスナ選手に甘い球をソロ被弾されてしまったのは反省点ですかね。6回85球2失点で降板です。球数は少ないのに降板したのは、明日の台風上陸を見越して、リリーフをつぎ込むのを早めに決めていたからなのかもしれません。
試合は先制されてしまうも、桑原選手のタイムリーで同点。嶺井選手のポテンヒットタイムリーで勝ち越します。その後同点にされてしまうも、ソト選手の2ランで再度勝ち越し。8回裏にエスコバー投手の乱調で1点差に詰められるも、入江投手、ヤマヤス投手のリレーでなんとか勝てました。
前回カードの阪神戦に続いて好ゲームをものにしてますね。ヒーローも日替わり。これが続いていけば、大型連勝、優勝も狙える位置につけられるのではないでしょうか。
■ボール球が続いた中での入江投手の開き直り
今年6月、初めて勝ちパ登板した入江投手。本日はエスコバー投手が乱調で8回1死満塁2点リードというヒリヒリする場面で登板です。
先頭のサンタナ選手はほぼボール球を3球振ってくれて三振で2アウト。しかし続くオスナ選手には厳しいところに投げていくもストレートの押し出し四球で1点差です。
次に出てきたのは代打の山田哲人選手。絶体絶命のピンチでしたが、4球ストレートを投げ込みました。結果はど真ん中のストレートを差し込んでライトフライ。なんとかピンチを脱しました。
最後の入江投手は完全に開き直りましたね。相手からしたらミスショット。いい風に言えば入江投手の気迫勝ちだったような場面でした。
本日は入江投手がリリーフ投手として乗り越えなければならない壁をなんとか乗り越えたという登板だったように感じました。ピンチで力んでボール球しか投げられない投手から脱皮しましたね。
元々、強いストレートを持っている投手です。そのストレートを打たれたらしょうがない、くらいの気持ちがないと抑えられない場面は今後、何度も現れることでしょう。むしろ、8回9回のしびれる場面で、どんどん任される投手に成長していって欲しいです。
【2022年8月12日対ヤクルト戦】
横001102000|4
ヤ01001001 ×|3
明治神宮野球場(ビジター)
De4-3ヤクルト
勝利投手 大貫 (9勝4敗0S)
セーブ 山﨑 (0勝2敗25S)
本塁打 ソト 10号(6回表2ラン)※Deのみ