神宮ヤクルト戦2連勝で3戦目です。スイープしたいですね。
先発は石田投手。立ち上がりから変化球で相手打者のタイミングを外す幻惑投球で好投を続けます。追い込んでからスローカーブを投げることもありました。相手打者がボール球を振ってくれたのも助かりました。ただ、重量打線のヤクルトさん。7回裏に村上選手、サンタナ選手にアベック本塁打を打たれてしまいました。甘く入りましたね。終盤になって疲れが出たのでしょうか。それでも7回2失点でHQSです。
本日の打線は相手先発の高橋奎二投手が左ということもあってか、筒香選手がお休み。4番にはオースティン選手が入りました。このオースティン選手が3安打3打点1本塁打の大当たり。打線的には序盤はストレート、中盤は変化球を打ち込みましたね。中盤までに4点を奪取します。
しかし、2点リードの8回裏。伊勢投手が2死から打ち込まれてしまいます。長岡選手、山田選手、村上選手の連打で1失点。さらにサンタナ選手死球で2死満塁の絶体絶命のピンチに陥ります。打席に入ったのはオスナ選手。カウントは3-1。5球目に投げ込んだのはストレート。本日の伊勢投手はストレートがシュート回転していたように感じましたが、これが功を奏して、インハイで詰まらせてフライアウトをとることができました。腹をくくって投げたという印象です。
ピンチの後にチャンスあり。先頭の森選手が2ベースを放つと、続く蝦名選手が追い込まれながらも進塁打。これが大きかったですね。次の桑原選手が前進守備の中、二遊間を抜けるタイムリーで貴重な追加点をあげることができました。最後は森原投手がピシャリと抑えてスイープ。5割復帰を果たしました。
■勝ちパリリーフ陣のここぞのピッチング
本日は伊勢投手の絶体絶命の場面での腹をくくった投球でチームを救いました。前日の試合では、7回裏1点リード、2死3塁のピンチでヤマヤス投手がインローストレートをビッチビチに投げ込んで、リードを守りました。ここぞの場面でリリーフ陣がしっかりと強いストレートを投げ込んでいるのは心強いですね。
伊勢 大夢 1.64
徳山 壮磨 1.72
三嶋 一輝 1.59
山﨑 康晃 2.45
坂本 裕哉 0.00
森原 康平 1.69
石川 達也 0.69
中川 虎大 5.40
以上、現リリーフ陣の防御率です。中川虎投手は1回救援失敗をして防御率は高くなってしまっていますが、ほかの投手の数字は見事。左リリーフは石川投手だけでしたが、坂本投手が加わったことによって、より厚みを増すようになりました。
勝負の分かれ目の大切な局面でマウンドに上がることの多いリリーフ陣。これから夏場に向けて、疲れも溜まってくることもあると思いますが、なんとかベイスターズを優勝に導いていってほしいなと思います。
【2024年5月23日対ヤクルト戦】
横１００２１０００１|５
ヤ００００００２１０|３
明治神宮野球場（ビジター）
De５-３ヤクルト
勝利投手 石田健 (2勝2敗0S)
セーブ 森原(0勝1敗12S)
本塁打 オースティン 2号(4回表ソロ)※Deのみ
