先発は石田投手。立ち上がりは制球に苦しんでいました。ヒット、死球からのピッチャーゴロの暴投(ゲッツー崩れ)からのワイルドピッチと自滅に近い形で1点を失ってしまいました。
しかし、2回以降は尻上がりによくなっていきました。濵口投手もそうですが、石田投手も、1回崩れるとズルズルと失点を重ねていくようなピッチングをすることが多々ありましたが、粘りながら徐々に石田投手らしいピッチングを披露していました。初回はゾーンから外れていた変化球も決まるようになりましたね。左打者への外のスライダーが効果的でした。7回1失点のHQS達成です。
打線は相手先発の才木投手を打ちあぐねていましたが、4回裏に佐野選手がソロ本塁打を放って同点に。7回裏には嶺井選手が2ランを放って一気に勝ち越し。いずれもストレートを狙ってましたね。1,2,3で打ったようなスイングでした。さらには、柴田選手がヒットで続いて、オースティン選手の長打でさらに1点を追加します。
リリーフは本日ヤマヤス投手がベンチ外でしたが、伊勢投手、エスコバー投手とつないで勝利。石田投手が粘りながらイニングを食ってくれたのは大きかったですね。
■先発が踏ん張り、リリーフの枚数が増えてきた
今永投手、濵口投手、石田投手と立ち上がりが悪くても2回以降は尻上がりによくなっていく先発投手が増えてきましたね。
リリーフ陣も勝ちパに伊勢-S子ーヤマヤスの3投手による方程式をフォローする入江投手、平田投手。ロングに京山投手、三上投手、宮國投手が備えます。2軍には三嶋投手やクリスキー投手、櫻井投手の復帰が待たれ、森原投手やガゼルマン投手が加わり、中川虎投手やスターリン投手が成長著しい。数が揃い始めましたね。
9月の連戦は投手陣の頭数が多ければ多いほどいい。また、コロナやケガでまたどこで離脱者が出てくるかわからない状況です。いくら揃ってきたように見えても、いつの間にか全然足りないっていうことにもなりかねないのが今のご時世。2軍でくすぶっている若手投手もしっかり爪を研いでおいてほしいです。
神100000000|1
横00010030 ×|4
横浜スタジアム(ホーム)
De4-1阪神
勝利投手 石田 (4勝2敗0S)
セーブ エスコバー (4勝0敗2S)
本塁打 佐野 14号(4回裏ソロ) 嶺井 5号(7回裏2ラン)