エドウィン・エスコバーのストレートが打たれてる問題

 ベイスターズさん、現在単独首位。本日からは2位のヤクルトさんと首位攻防戦です。まだ4月ではありますが、大事な試合です。

 先発はガゼルマン投手。ストレート系はきれいなフォーシームではなく、カットボールツーシームで相手の的を絞らせません。私、気づかなかったのですが、ガゼルマン投手ってナックルカーブを持っているんですね。このナックルカーブが効果的に相手打者の空振りを誘っていました。低めを見極められて四球を出すこともありましたが、安定したピッチングで6回無失点です。

 打線は初回に牧選手がタイムリー2ベース。4回裏に押しだし四球。5回裏には伊藤光選手のタイムリー2ベースと地道に得点を積み重ね、中盤にリードを4点に広げます。

 しかし7回表にエスコバー投手がまたも乱調で3失点。ですが、関根選手のランニング本塁打で突き放し、(入江)-伊勢-ヤマヤス投手でつないでなんとか勝てました。好ゲームでしたね。

エスコバー投手、何気に昨季終盤くらいからストレートが打ち込まれているのだ

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 エスコバー投手は本日も含めて3試合連続失点です。いずれもストレート系が打たれているのが気になりますね。なんなら、昨季終盤くらいからストレートが打たれてるんですよね。

 持ち球は155km前後のストレートとツーシーム、チェンジアップ、スライダー。それでも70%はストレートで押すピッチングで今まで、ベイスターズさんの数多の窮地を救ってきました。本日もストレートは155kmを記録していました。

 ただ、最近では150km超えの投手も増えてきたことから、”すごい速いボール”と思われたエスコバー投手のストレートにも各チームの打者の目が慣れてきたのかもしれないなと思いました。

 どうやっても打たれる状態に陥った投手というとヤマヤス投手を思い出します。不調だったあのころのヤマヤス投手はセットポジションで持つ時間を長めに取ったり、クイックで投げたりと工夫をしながらしのいでいた記憶があります。

 もしかしたら、エスコバー投手も変化球を増やしたり、リズムを変えたりとなんらかの工夫をしないと、今まで通りではまた打たれてしまうのではないかなと思いました。

 砂田投手のトレードで出してしまった今、エスコバー投手のような左のリリーバーはベイスターズさんにとっては貴重な存在です。どうにかシーズン中に復活してもらいたいですね。

 

【2023年4月25対ヤクルト戦】

ヤ000000300|3

横10012010× |5  

横浜スタジアム(ホーム)

De5-3ヤクルト

勝利投手 ガゼルマン(3勝0敗0S)

セーブ  山﨑 (0勝1敗7S) 

本塁打 関根 1号(7回裏ソロ)※Deのみ