本日からは札幌で日ハムさんと3連戦です。6位阪神さんとも差が詰まっています。上位とも差を付けられないように、一つ一つ勝っていってほしいですね。
先発は今永投手。立ち上がりからストレートで攻めましたね。コントロールもほぼ完璧。織り交ぜるチェンジアップやカットボールはストレートのための見せ球。嶺井選手も面白いように配球が決まって楽しかったんじゃないですかね。
相手先発は加藤投手。右打者インコースを突くストレートと緩急が素晴らしかったです。ベイスターズ打線は初回に1死ランナ1,2塁のチャンスがあったのですが、佐野選手の走塁ミスもあり、以降なかなかチャンスをものにできません。加藤投手が降板後の試合中盤以降も盗塁を試みるなどチャンスを広げようとするも、宇佐美捕手の好送球に阻まれて、両チームともに得点できずに、最終回に突入します。
9回表、佐野選手がヒットで出ると桑原選手がバント。蝦名選手が四球を選び、牧選手が三振をするも、宮崎選手が勝ち越し2点タイムリーを放ちます。相手石川投手のフォークは選んで、ストレートを狙い打ちのように右方向へ放った打球はお見事でした。
8回までノーヒットピッチングだった今永投手。最終回も三者凡退に打ち取り、ホエールズも含めると1970年以来、ベイスターズさんでは初となるノーヒットノーランを達成したのでした。
■ケガさえなければ絶対的エースの今永投手
本日の今永先生は9回無安打無失点1四球9三振という結果でした。ストレートの配分が高く、チェンジアップとカットボールをタイミングを外すために使い、カーブは誘い球として使ってました。甘い球は1試合の中で1,2球くらいですかね。ベース板ぎりぎりのところを通すストレートは見事でした。まさにエースの投球でした。
濵口投手のチェンジアップもそうですけど、今永投手のストレートは初見では打ちづらいのかもしれませんね。それにしても、完璧なピッチングでした。
今永投手はケガさえなければね。絶対的エースなのですけど、毎年通年働いてくれないのがなあ。
確実に6回7回は最少失点で抑えてくれるピッチャーがいてくれると、大型連敗は避けられる。大型連敗をしてしまうことはあるかもしれませんが、可能性を低くしてくれる。だからこそ、チームにはエースが必要なんじゃないかと思うんです。
今のベイスターズさんのエースはやっぱり今永投手。しっかりと身体のケアをして、毎年働いてくれるとありがたいんだけどなあ。
横000000002|2
日000000000|0
札幌ドーム(ビジター)
De2-0日本ハム
勝利投手 今永 (3勝0敗0S)