今永昇太のノーヒットノーラン病問題

 本日から横浜で広島戦です。今季は広島戦で勝てませんね。交流戦を挟んだので心機一転、気持ち新たに戦ってほしいなあと思います。

 先発は今永投手。立ち上がりから気持ちよさそうにポンポンとストレートを投げ込みますと、ポンポンと連打されて、一方的なゲーム展開になってしまいます。

 リリーフの入江投手、三上投手もそれぞれ本塁打を打たれて、全部で7失点。投手陣はいいところなしでした。

 攻撃陣は相手先発大瀬良投手に散発6安打で完封されてしまいました。チャンスはあったんですけどね。フォークボールをぶんぶん振って、得点できず。相手に気持ちよく野球をさせるだけさせておいてゲームセットです。

 復帰してからノーヒットだった楠本選手にヒットが出たのと、久々に牧選手が右方向のヒットが出たのはよかったなあと思ったくらいですね。完敗です。

■今永投手はストレートに頼りすぎていないか

 6月7日にノーヒットノーランを記録した今永投手ですが、次の阪神戦では6回6失点。本日の試合では5回5失点と、1イニングに1点は取られるというピッチングが続いています。

 前回もそうでしたけど、今永投手の生命線といえるストレートをよく打たれますね。本日打たれたヒットはほとんどストレートとカットボールだったと思います。

 ノーヒットノーランのときは高めのストレートで空振りを取れました。しかし、阪神戦の大山選手、本日の菊池選手と高めのストレートが被弾となってしまっています。

 勝手に想像してるんですけど、ノーヒットノーランが悪い意味で過信につながってるんじゃないかなあ。ストレートに頼りすぎているように見えますね。リズムよくポンポンとストレートを投げて、ポンポンと打たれている。捕手の嶺井選手も含めて、感じ取らないといけなかったんじゃないですかね。

 一つの球種が集中的に打たれていたら、手を変え品を変えながら1試合をまとめていく。それがエースなんじゃないかなあ。配球を変えてみたり、クイックや間合いを使ってリズムを変えてみたりと、やり方はいろいろあると思うんですよね。

 今永投手のノーヒットノーラン病は完治してくれるかなあ。完治してくれないと困るんだよなあ。

 

【2022年6月24対広島戦】

広202100101|7

横000000000|5  

横浜スタジアム(ホーム)

De0-7広島

敗戦投手 今永 (3勝2敗0S)