名古屋2連勝の後、移動日を挟んでヤクルト戦です。交流戦前の最後の3連戦。ここをなんとか勝ち越して、いい形で交流戦に入りたいですね。
本日の先発は大貫投手。立ち上がりが悪かったですね。先頭から四球、センター前安打。しかし、盗塁刺、捕手が前にこぼしてからの送球死と、捕手の嶺井選手に助けられて、なんとか乗り越えます。
打線は相手投手の高梨投手の立ち上がりを攻めて初回3得点。桑原選手の状態が上がってきたのがチームとしてもありがたいですね。桑原選手が出塁し、ソト選手と牧選手がランナーを返すというベイスターズらしい攻撃を見ることができました。
大貫投手は2回以降尻上がりによくなっていきましたが、5回降板。カーブ、スライダー、スプリットのキレはよかったですが、ストレートが若干危うい感じに見えました。でも、立ち上がりが悪くてもそれなりに試合を作れるのはいいですね。この辺が大貫投手が信頼され、ローテを守り抜いている所以だと思います。
打線は2回以降、なかなかチャンスを作れませんでしたが、リリーフでつないで僅差の勝利。好ゲームでした。
■ツーシームに頼り切らないヤマヤス投手
ツーシームで空振りを取れずに苦しんでいたヤマヤス投手ですが、今季はストレート中心のピッチングが多いですね。本日は、今季の中ではツーシームが結構多かったかな。
ここ数日のヤマヤス投手は好投していますが、復活というか、1年目の衝撃とは違うピッチングになってますね。1年目はこれでもかというほどにツーシームを投げ込んで空振りを取っていましたが、今はコースコースに丁寧に投げ込んでアウトを積み重ねるピッチング。昨年は縦スラも使っていましたが、現在は封印し、ストレート、カットボール、ツーシームを中心に配球していますね。カットボールとツーシームが対になっていて、相手打者を惑わしています。
今は、なんといってもコントロールがいいですね。ストレートが高めに浮いてもしっかりとボールになる。甘い球は投げない。空振り三振はそれほど取れませんが、総合力で抑えているように見えます。それと、ストレートに力がありますね。
圧倒的な抑えではないかもしれませんが、丁寧にきっちりと投げ込むスタイル。ヤマヤス投手はもがきながらも、新たに自分のスタイルを見つけ始めているのかもしれません。
【2022年5月20日対ヤクルト戦】
ヤ００１００００００|１
横３０００００００×|３
横浜スタジアム（ホーム）
De３-１ヤクルト
勝利投手 大貫 (2勝2敗0S)
セーブ 山﨑 (0勝1敗6S)
