平田真吾がもう一歩、上に行けない問題

 ベイスターズさん、3連勝中です。このまま勢いに乗って欲しいですね。楠本選手の抹消が痛いなあ。

 先発は上茶谷投手。初回、塩見選手にストレートを先頭打者本塁打されてから調子が狂いましたね。カットボールを中心とした配球となって連打を食らい、初回と2回、合わせて4失点。ただ、3回以降はストレート中心の配球に戻して、本来のピッチングになりましたね。結果、6回4失点。3回以降は無失点で抑えるピッチングだっただけに、立ち上がりが悔やまれますね。

 打線は2回に連打が決まって2得点。以降は再三チャンスを作るもののあと一本が出ず。貯まった”流れ”を吐き出す形で9回表に平田選手が5失点。僅差の試合展開でしたが、最後は大量差で敗退です。

■平田投手はメンタルは強くなったような気がする

 10試合連続無失点中だった平田投手ですが、本日はこてんぱんに打たれてしまいました。

 2点ビハインドの9回表。先頭をヒットで出してフィルダースチョイスで1,2塁。ここで2人を三振に取るも山崎選手にタイムリー、山田選手四球、村上選手3ランで一気にランナーを吐き出し5失点を食らってしまいました。

 山崎選手は外中心の配球を狙われて、村上選手はフォークボールが落ち切りませんでしたね。

 でも、無死ランナー1,2塁で2人を三振に取ったまではよかったんですよねえ。低めにしっかり投げきってましたからね。山崎選手の配球は嶺井選手が悪いかな。でも村上選手の3ランはボールにしてもいい場面だったけど、平田投手が投げきれなかったように見えました。

 平田投手はストレートとツーシーム、スライダー、フォークが持ち球。スライダーのキレは一級品なのですが、制球は全てアバウトですね。相手打者が絞り球を作れないのはメリットですが、カウントを取りきれずに四球を出してしまう脆さを併せ持ってます。

 140km後半のストレートを持っているので、ストレートでなんとかカウントが取れるといいと思うんだよなあ。厳しい場面でしっかり投げきれるようになって、メンタルは強くなったように見えましたが、もう一歩なんだよなあと感じました。

 

【2022年5月21対ヤクルト戦】

ヤ130000005|9

横020000000|2  

横浜スタジアム(ホーム)

De2-9ヤクルト 

敗戦投手 上茶谷 (2勝4敗0S)