大貫晋一のカーブ問題

 シーズン最終戦バンテリン中日戦です。

 先発は大貫投手。立ち上がりはランナーを出したもののなんとかしのぎます。2回以降はリズムにのって7回無失点という好結果となりました。

 打線は林選手の好走塁もあって、京田選手のタイムリーで2打点。試合は佐々木千隼投手、中川颯投手の完封リレーで、最終戦を飾りました。

■最後になって無失点勝利を勝ち取った大貫投手

 今季はシーズン前半で試合は作っているものの負け続けて6月に抹消。8月に調子を上げて昇格するも、ケガで抹消。最後のチャンスとなったのがシーズン最終戦の本日の登板となった大貫投手。

 ツーシームカットボールで相手打者をのけぞらせて、スプリットで三振を取るイメージのある大貫投手ですが、本日はカーブを有効的に使っていました。

 カウント球で使うこともあればウイニングショットとしても利用。カーブを多めに使うことで、緩急がついて相手を惑わせるような投球となっていました。

 昨季、今季となかなか思うような活躍ができなかった大貫投手ですが、コントロールが安定して、ストレートに力が戻って、さらにこのカーブが効果的に使えるようになれば、もう一度二桁勝利も狙えるのではないでしょうか。むしろ、今季のCS起用もあるのではないかと思っています。

 

【2024年10月6対中日戦

横00020000|2

中000000000|0

バンテリンドーム(ビジター)

De2-0中日

勝利投手 大貫 (2勝2敗0S)

セーブ 中川颯 (3勝0敗1S)