蝦名達夫はコツをつかんだか問題

 本日から交流戦がスタートです。最初のカードは楽天さんをハマスタに迎えての3連戦です。

 試合スタートから雨が降る横浜スタジアムです。先発はケイ投手。前回と同じように捕手の山本選手がほぼ真ん中を構える中、適度にボールが散るナイスピッチング。6回2/3で1失点でした。

 打線は初回から相手先発のポンセ投手を攻め立てます。先頭・蝦名選手があわや本塁打かという打球で2塁打。森選手が進塁打でワイルドピッチで1点。オースティン選手が四球で出塁すると筒香選手が進塁打。宮﨑選手がタイムリー2ベースで2点目です。

 3回表には蝦名選手の2ベース、オースティン選手の2ベースからの筒香選手がタイムリー。1走エンドランで宮﨑選手の内野ゴロで4点目。さらに6回表には宮﨑選手の四球から佐野選手が2ベース。山本選手、西浦選手の連続タイムリーでダメ押しです。

 カープ戦であれだけほしかった得点がいとも簡単に取れました。本日は森選手が2番起用、オースティン選手がスタメン復帰というのが大きかったのかもしれません。

 試合は降雨のためコールドでしたが、快勝といっていいのではないでしょうか。

■蝦名選手がもう当たり前のように活躍できている

 本日は蝦名選手がマルチ2ベース。いずれも得点につながるという1番打者らしい活躍を果たしました。22試合出場して今のところ、ヒットがなかったのは4試合のみ。一日一善。確実に外野の一角を担う選手として、ポジションをしっかりとつかんでいます。

kajiwaradamono.hatenablog.com

 以前に書きましたが、蝦名選手は大体のボールにタイミングが合っているように見えるんですよね。変化球には豪快な空振りをすることもありますが、ストレート系はほぼきっちり合っている。バッティングのコツをつかんだのではないでしょうか。守備面でもダイビングキャッチやスライディングキャッチなどの好プレーを魅せつつ、盗塁も1を記録。元々好守走、全てにおいて素材は光るものがあった蝦名選手。もしコツをつかんだのであれば、このまま突っ走ってほしいですね。

 今後は研究されて、厳しいところを攻められることもあるでしょう。どんな好打者でもスランプに陥ることもあります。これから、いくつもの壁を経験することがあると思いますが、乗り越えていってほしいなと思います。

 

【2024年5月28楽天

楽0010000×|1

横202002|6

横浜スタジアム(ホーム)

De6-1×楽天

勝利投手 ケイ (3勝4敗0S)