桑原将志は1番打者に返り咲くか問題

 西武戦3戦目です。

 先発は石田裕太郎投手。立ち上がりからインロー、アウトローと投げ分ける制球力や足の上げ方をその時々で変えながら、相手打者のタイミングを外すピッチングで無失点ピッチングを積み重ねます。

 打線は初回に1番に入った桑原選手が2ベースを放った直後に度会選手のタイムリーで先制。6回表にはオースティン選手のソロ弾と佐野選手のタイムリーで追加点。9回表には度会選手の犠飛とオースティン選手のタイムリーでさらなる追加点を挙げます。打点は度会選手とオースティン選手が多いですね。チームとしては得点をあげているものの牧選手と筒香選手の調子が上がってこないのがちょっと心配です。

 石田投手は無四球で完封。マダックスで2勝目をあげました。今のピッチングを続けられればいいですね。

 本日で交流戦は終了。11勝7敗で3位。全体でも借金を返して貯金ができました。投手陣がそれぞれ調子がよさそうなので、打線が助けてあげられるような形ができているといいですね。

■バッティングの調子自体は悪くなかった桑原選手

 蝦名選手や梶原選手、度会選手の台頭でスタメンから外れる機会が多かった桑原選手ですが、本日は蝦名選手のケガによる戦線離脱で1番センターのスタメンに返り咲きました。結果は先制を生み出す先頭打者2ベースを含めたマルチ安打。梶原選手や筒香選手の調子もやや落ちているので、これからスタメンに名を連ねることも増えてくるような気がするんですが、来週末から復活するリーグ戦ではDHがなくなるんですよね。悩ましい。

 桑原選手自体、バッティングの調子はそんなに悪くなかったんですよね。本日の試合前段階でも打率は2割5分。本日で.269。桑原選手らしいセンターからライト方向への強い当たりも結構残していて、本日は本塁打とはならなかったものの、特長でもあるパンチ力も披露していました。

 外野手争いは激戦区ですが、これまでの経験を生かして、1番打者のポジションを明け渡さないくらいの活躍をこれからもどんどん見せてほしいなと思います。

【2024年6月16日対西武戦

横100002002|5

西000000000|0

ベルーナドーム(ビジター)

De5-0西武

勝利投手 石田裕 (2勝0敗0S)

本塁打 オースティン 7号(6回表ソロ)