殻を破って崩れなくなった東克樹問題

 本日はマツダで現在2位のカープ戦です。ハマスタでCSが行えるかどうかの大事な試合。カープ戦は今季これで最後になるんですね。

 先発は東投手。本日も当たり前のようにストライクを入れて当たり前のようにアウトを取っていきます。今季の東投手は、ピッチングのツボというかコツみたいなものを掴み取ったような感じに見えますね。7回1失点という結果でした。

 打線は初回に牧選手の2ランで先制。相手先発が大瀬良投手だったので、なかなか得点はあげられませんでしたが、7回表に東投手のタイムリーで突き放します。

■ピンチになってもピッチング内容が変わらない東投手

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 今年の5月に私はこんなことを書いていたんですね。7,8勝の殻どころか、今季はリーグトップの15勝。防御率は2位。気付いたら「今日は東だから勝ちだな」くらいの投手となっているではありませんか。

 本日は6回まで1安打ピッチング。7回裏には先頭をテキサスヒットを2ベースにされてしまい、2者連続の内野安打で1失点を喫してしまいます。なおも無死1,2塁。これまでの東投手だったら、ここで崩れてしまったところですが、三振右飛三振で切り抜けます。ピンチになってもピッチング内容が変わることがありませんでした。

 東投手自身は現在11連勝中。与四球14と規定越え投手の中ではリーグ最少です。ケガを超えて一皮むけて、(今季に関しては)シーズン7,8勝の殻を破った東投手。後は来年以降も同じようなピッチングができる投手になれるかどうかだなあと思います。

 

【2023年9月20日対広島戦

横200000100|3

広000000100|1

マツダスタジアム(ビジター)

De3-1広島

勝利投手 東 (15勝2敗0S)

セーブ 森原 (2勝1敗16S)

本塁打 牧 29号(1回表2ラン)