山﨑康晃は復活できるのか問題

 マツダ広島3連戦初戦です。

 先発は坂本投手。2軍で好成績を残しての今季初先発です。3回まではランナーを出しつつも無失点に抑えます。初回のストレートは145km前後、徐々に140km前後に落ちていきます。ストレートとスライダー系の変化球をうまく使いこなしていたように感じましたが、4回表につかまってしまいます。先頭の小園選手に高めストレートをヒットにされると連続四球で無死満塁。タイムリーと併殺崩れで2失点です。坂本投手は4回で降板となりました。

 カープ打線は低めのボールになる変化球を見極めてきますね。続くタナケン投手も2失点。両投手とも低めのカーブやスライダーを武器にしているので、なかなか厳しい登板となってしまいました。

 試合は牧選手のソロ本塁打で先制するも4失点で、中盤からは3点ビハインド。しかし、8回表に桑原選手の3ランで同点とします。9回表にも山本選手の押しだし四球で勝ち越し。ただ、ここでもう1点2点が取れなかったのが痛かったですね。9回裏には野間選手の同点内野安打タイムリーで同点にされてしまいます。出塁した松山選手も二遊間を抜けるゴロヒット。登板した森原投手はどれも打ち取っていたんですけどね。しぶといのがカープさんの強さなんですよね。

 最後はヤマヤス投手が延長10回裏に、2死から四球を2つ出してからのタイムリーでサヨナラ負けです。

■ヤマヤス投手はツーシームに安定感があれば

 ヤマヤス投手、本日はカーブ投げてましたね。マクブルーム選手は3球カーブで打ち取れましたが、2死後は攻めきれず。バックドアのカーブを決め球にしようとするも曲がりきらず。ツーシームも落ちきるときと落ちきらないときがあったりして。厳しいコースも狙いにいってましたが、最後のアウトを取りきれませんでした。

 ヤマヤス投手といえばやはりツーシームツーシームに安定感があればしっかり抑えられるはずだけどなあ。

 

【2023年9月5日対広島戦

横0001000310|5

広0002200011×|6

マツダスタジアム(ビジター)

De5-6×広島

敗戦投手 山﨑 (3勝7敗20S)

本塁打 牧 26号(4回表ソロ) 桑原 5号(8回表3ラン) ※Deのみ