マツダ広島戦1勝1敗。なんとか勝ち越したいですね。
先発はなんと石川達也投手。育成入団後、2軍ではリリーフ中心に登板していて、今年6月に支配下選手登録されました。東投手のコロナ感染を受けての登板ですね。
見た感じだとまだまだ荒削り。急にストライクが入らなくなったりすることはあるものの、独特なフォームから放られるストレート、カーブ、フォークは相手打者のタイミングをうまく外しています。ただ、打順が二回り目に入ってから捉えられてしまいましたね。2回1/3で自責点2。とにかく腕を振って、相手打者に向かっていったという印象を受けました。将来が楽しみな投手ですね。
チームとしては3回裏にピンチとなりますが、宮國投手がタイムリーを打たれつつもなんとかしのぎ、4回裏からは京山投手が登板します。石川投手はいわゆるオープナーですね。京山投手は荒れ球でしたが3回を1失点。2016年の広島の九里投手みたいですね。ロングリリーフとローテの谷間を担う投手。京山投手もそういうところから実績を重ねていったらいいのになと思いました。
打線は3回表に2死から打線がつながり3得点。試合は石川投手と京山投手で3失点したものの、6回表に牧選手がソロ本塁打を放ち、これが決勝点となりました。7回以降はエスコバーー伊勢ーヤマヤスの3投手がピシャリ。広島戦で今季初のカード勝ち越しとなりました。
■不調だった牧選手が好調に転ずる兆し
本日は牧選手が1本塁打2打点でマルチヒット。昨日は1安打、おとといは猛打賞でした。しばらく不調でしたが、状態がかなりあがってきましたね。
しかも牧選手は約1か月ぶりの本塁打だそうです。インコースの変化球をしっかりと振り抜いた本塁打でした。
この打席よりも私が注目したのは3回裏の右方向へのタイムリー2ベースです。外スラでしたね。外スラをきれいに右方向へはじき返すのは牧選手らしいバッティングです。しばらく、このバッティングが見られませんでした。
交流戦あたりから牧選手はインコースを攻められて、体の開きがはやくなってしまい、外のボールにしっかりと踏み込めなかったような感じがあったんですよね。アウトローのストレートを見逃し三振したりしてね。これが修正しつつあるということであれば、また、牧選手の活躍する場面が多く見られるような気がします。
本日の勝利でヤクルトのマジック消滅。2位まで1ゲーム差。ただ借金はまだ3つあるので、オールスターまでになんとか返済していってほしいですね。
【2022年7月14日対広島戦】
横100000000|1
広00110200× |4
マツダスタジアム(ビジター)
De1-4広島
勝利投手 京山 (1勝1敗0S)
セーブ 山﨑 (0勝2敗19S)
本塁打 牧 17号(6回表ソロ)