東克樹は年間7,8勝の殻を破れるか問題

 前回の試合はバウアー先生が打ち込まれて敗退。移動日を挟んで、本日は横浜でのホームゲームです。

 先発は東投手。本日は雨も降っていたのですが、調子自体は悪くなかったように見えました。しかし結果は5回4失点でした。相手巨人打線が狙い球をうまく絞っていたように見えました。初球攻撃もうまくハマってしまいました。

 打撃陣は苦手の山﨑伊織投手を打ち崩せず。チャンスは作っていたのですが、あと一本が出ませんでした。リリーフ陣の防御率が高い巨人さんですが、山﨑投手降板後は細かく刻む投手リレーで、ベイスターズさんはつけいることができませんでした。

 久々の連敗です。明日からは前半戦天王山の甲子園阪神戦です。これまでは投打の歯車が合っていた状態にありましたが、少しずつ、ズレが生じ始めているかもしれないなと思いました。また、気を取り直して、次の試合に向かってほしいなと思います。

■やはり東投手は制球力が生命線

 本日の東投手は高さは間違ってないのですが、コースが甘かったように見えました。雨の影響もあったと思うのですが、ちょっともったいなかった場面もありました。

 2回表の先頭打者。大城選手に2つスライダーを投げて0ー2カウント。全くスライダーに合っていないところを見て、もう一球スライダーを投げるもボール一個中に入り、クリーンヒット。ボールになってもいいところでストライクをそろえてしまいました。

 また、初球を打たれる場面も多かったですね。配球も読まれていたように見えました。コースは甘いものの、低めには入っていたんですよね。ということは、東投手は球のキレがよくても、狙われたら打たれるピッチャーなんじゃないかなと思うわけです。

 やっぱり東投手は制球力が生命線。配球や制球のレベルを毎試合、高いレベルでキープするくらいのピッチングでないと、新人王以来の2桁勝利は届かないのかもしれないなと思いました。

【2023年5月11対巨人戦】

巨011110000|4

横000001000|1  

横浜スタジアム(ホーム)

De1-4巨人

敗戦投手 東 (3勝1敗0S)

本塁打 佐野 7号(6回裏ソロ)