中川虎大と宮城滝太は未来のベイスターズを担うリリーフとなるか問題

 マツダ広島戦初戦はサヨナラ負け。さて、2戦目です。

 先発は今永投手。毎回のようにランナーを出しつつも踏ん張りきって5回までは無失点です。ややコントロールが荒めで低めの変化球を巧く拾われる。それでも伸びのあるストレートでなんとか打ち取る。そんなピッチングだったように感じました。残念ながら6回裏に捕まってしまい、6回3失点です。

 打線は佐野選手のソロ弾で先制。あとは先発の今永投手が2ベースと3ベースを放ち、バッティングで大活躍でした。どちらも点に絡んでいます。試合で挙げた得点は計3点。3-3の同点のまま延長へと突入します。最後は、延長11回裏に中川虎投手が2死とってからデビッドソン選手への初球ストレートをライトスタンドに運ばれて2夜連続のサヨナラ負けです。

■2軍のセットアッパーだった宮城投手と抑えだった中川投手

 本日の試合では延長突入後に、若手リリーバーの宮城投手と中川投手が登板しました。

 宮城投手は2死から曽根選手にヒットで出塁させてしまい、さらには牽制悪送球で2塁まで進塁させてしまうも好調小園選手を打ち取って凌ぎました。しかし中川投手は2死までストレートとナックルカーブとフォークを駆使して打ち取るも、デビッドソン選手にサヨナラ弾を食らってしまいました。

 2人とも150km越えの力のあるストレート、ブレーキの利いたカーブとフォークを武器にした投手です。2軍のセットアッパーだった宮城投手と抑えだった中川投手。今回の登板は2人にとって大きな経験となったのではないでしょうか。というか、どうにかして糧にしてもらいたいと思います。未来のベイスターズを担うリリーフとなるには、これからもプレッシャーのかかる場面での登板も増えるでしょう。そのときにはまた、しっかりと自分の球を発揮してほしいですね。

【2023年9月6日対広島戦

横11001000000|3

広00000300001×|4

マツダスタジアム(ビジター)

De3-4×広島

敗戦投手 中川 (0勝1敗0S)

本塁打 佐野 13号(1回表ソロ) ※Deのみ