バンテリンドーム中日3連戦、初戦を取って2戦目です。
先発は石田投手。立ち上がりからコントロール難に苦しみますが、なんとかかんとか無失点に抑えていきます。ところどころでスローカーブを使うことによってリズムが単調にならなかったのがよかったのかなあと思いました。ストレートを少なめにして、ランナーを出したら併殺で仕留める。山本選手の配球もよかったのかもしれませんね。
打線は相手先発の髙橋宏斗投手を打ちあぐねて、両チームともゼロ行進。ようやく延長12回表に佐野選手のタイムリーとソト選手のタイムリーで2点奪取します。最後は抑えの森原投手がランナーを出しながらもきっちり抑えて3連勝です。
■やっと緩い変化球に軽くバットを出せるようになった佐野選手
本日の試合は佐野選手のタイムリーが決勝点となりました。緩いカーブに対して体が前に出されずにしっかり振り抜きましたね。
佐野選手、初球を肩の力入れてフルスイングして空振りするのが減りましたね。少しずつ脱力できるようになっているように感じます。脱力することでバットがスムーズに出るようになっているような気がします。変化球に対しての対応がかなりよくなりましたね。
ただ、まだストレート系をしっかり振り抜けないというか、スタンドまで運べないですね。22日の広島戦で高めのツーシームを大きな当たりのセンターフライを放ちましたが、あれを一発にできたのが代打時代の佐野選手だったように思います。まだ、どこかに無駄な力が入ってるのかなあ。
キャプテンという立場もあって、肩に力が入ってしまうこともあるかと思いますが、脱力の方法論も身につけて、少しずつでも右肩上がりに調子を上げてくれるといいなと思っています。
【2023年8月26日対中日戦】
横０００００００００００２|２
中００００００００００００|０
バンテリンドーム（ビジター）
De２-０中日
勝利投手 上茶谷 (2勝2敗0S)
セーブ 森原 (2勝0敗9S)
