森原康平に抑えは務まるのか問題

 名古屋バンテリンドーム1勝1敗で3戦目です。なんとかカード勝ち越しを狙いたいところです。

 先発はバウアー投手。日本でのピッチングに慣れてきたんですかね。ランナーを出しながらも、低めを丁寧に突くような投球で7回1失点という安定した結果でした。

 打線はまだまだですね。ランナーは出るものの、タイムリーがなかなか出ません。得点は3回表の宮﨑選手の2ランのみでした。この本塁打、反応で打ったような打球でしたね。真ん中のストレートではあるものの149kmの剛速球。ベテラン宮﨑選手の経験がスイングに乗った本塁打だったように見えました。

 試合は伊勢ー森原リレーで僅差1点を守り切って勝利です。好守も見られてなんとか守り勝ち。打線はもうちょっと時間がかかりそうかな。それぞれの打者が何かきっかけをつかんでくれれば、一気に巻き返せるような気はするんですが。

■ランナーを出したら危うい森原投手

 ヤマヤス投手の中継ぎ配置転換の件を三浦監督が明言してから、これまでセーブシチュエーションとなる試合がありませんでした。ただ、ウェンデルケン投手らさまざまな投手を試してみたもののなかなか抑えが決まりませんでした。

 一昨日の試合では4点リードの最終回で森原投手が登板しました。楽天時代でクローザーを務めた経験を買われての登板だったと思うのですが、先頭を内野安打で出塁させてしまうと、コントロールを乱して2失点。これで森原投手のクローザーはなくなったかなあと思いましたが、本日は1点リードの最終回という緊迫した場面で登板しました。本日は三者凡退できっちりと締めましたね。

 150km近いストレートとくいっと落ちるフォーク。ボール的には申し分ないはずなのですが、ランナーを出したら危ういのかな。セットポジションだと投げにくいんですかね。それともメンタル面の問題でしょうか。

 いずれにせよ、本日のような1点差の9回の場面で森原投手が登板するということは、これからしばらくは森原投手が抑えということになるんでしょうね。森原投手にとってはチャンス中のチャンス。ランナーが出た場面でのピッチングもしっかりと修正して、安定のピッチングを見せてほしいですね。

 

【2023年7月27日対中日戦

横002000000|2

中000010000|1

バンテリンドーム(ビジター)

De2-1中日

勝利投手  バウアー (7勝3敗0S)

セーブ  森原 (2勝0敗1S)
本塁打 宮﨑 14号(3回表2ラン)