振り抜けベイスターズさん!問題

 もやもやした試合が続く連敗中のベイスターズさん。とにかくきっかけをつかみたいですね。

 先発はバウアー投手。多少の抜け球はありましたが、バウアー投手らしい投球で立ち上がりから飛ばしていきます。ただ、3回表はテキサスヒットとバント、コースヒットで先制点を与えてしまいます。ところどころ甘い球もあったんですが、コースは間違えない。コースは甘くても高さを間違えなかったので、長打が少なかったですね。

 打線は5回裏に、ヤクルトさんのまずい守備もあってチャンスを作り、桑原選手とソト選手のタイムリーで3得点。1イニング3得点は約半月ぶりだそうです。試合は8回表にバウアー投手は山崎晃大朗選手を四球に出すと盗塁で2塁に。さらにサンタナ選手にセンター前にはじき返され、1点差に詰め寄られます。それでもバウアー投手は9回表にも登板し、三者凡退に斬って落として完投勝利。要所はキレのいいストレートやナックルカーブをコースぎりぎりに投げ込む気迫のピッチングでした。

 ヤクルト3連戦は1勝2敗。チーム状態の悪い中、なんとか乗り越えたという感じでしょうか。本当にバウアー投手さまさまですね。

■疲れからかスイングが鈍く感じられたベイスターズ打線

 本日の試合は観戦したファンも選手も気分良く帰宅できるのではないでしょうか。もちろんバウアー投手の好投もありましたが、桑原選手とソト選手のタイムリーがしっかりと引っ張ったクリーンヒットだったのが、その理由としてあげられるのではないかなと思います。

 昨日の小澤投手は押っつけて打たないとヒットになりづらいピッチングでしたが、本日、ロングイニングで登板した石川投手に関しては中に入った変化球を思いっきり引っ張ってほしかった。思いっきり引っ張った桑原選手、ソト選手の当たりがタイムリーとなりました。

 疲れからか、思うようなスイングができていない場面が目立つベイスターズ打線ですが、本日の試合でなにか、きっかけをつかんでくれたらなと思います。牧選手や佐野選手あたりにも本来の打球が戻ってきたらいいなあ。

 

【2023年7月6日対ヤクルト戦

ヤ001000010|2

横00003000 ×|3

横浜スタジアム(ホーム)

De3-2ヤクルト

勝利投手 バウアー (6勝2敗0S)