押っつけきれなくなってきた関根大気問題

 昨晩、遅くなってしまい、本日は比較的に時間が空いていたので今更新します。

 先発は石田投手。立ち上がりはテンポよく三者凡退に斬って落とすも、2回表先頭の村上選手に慎重に投げすぎて四球に出してしまいます。以降、リズムを崩して5回4失点。慎重にいきすぎる石田投手の悪い面が出てしまったような印象です。

 打線は相手先発の小澤投手の変速フォームの変化球にてこずりますが、5回で3得点。柴田選手や戸柱選手が押っつけて逆方向へ打球を運んでいたのがよかったです。6回にはリリーフ星投手からソト選手がタイムリーを放って同点に。延長に入っても両チームとも得点は入らず。本日も中盤以降はリリーフ合戦の様相を呈していきます。

 当日は雨が降ったりやんだりという天候状態。一番雨が強かったのは12回表だった印象です。11回表にはナイスピッチングを見せた入江投手でしたが、回またぎで12回表に登板した入江投手は、四球で出した1走はいるものの2死で武岡選手をヒットに出し、次のオスナ選手の打席でパスボール。この失点が決勝点になって試合終了です。

 12回表は入江投手が球を操りきれない状況になってしまいました。パスボールの場面は不規則な変化の抜け球となってしまいましたが、なんとか捕手の伊藤選手には体を張って止めてもらいたかったなと思いました。

 それにしても雨の中で球場で見ている人間にとっては煮え切らない試合になってしまいました。

■ここにきて関根選手がバッティングの調子を落としている?

 ここ数日、ヒットがあまり出ていない関根選手。この日はいい当たりのセカンドゴロはありましたが、ポップフライや凡ゴロが多かったですね。特にタイミングを外されて、バットの先でポップフライになるようなサード方向へのファールが多かったのも気になりました。

 今季の関根選手は確実性が増し、ボールを引きつけてから広角に打球を飛ばすバッティングがよく見られました。真芯ではなくてもしっかりと振り切ることで押っつけて内野の頭を越えるようなヒットが多かったですね。

 この関根選手の活躍がベイスターズ好調の下支えとなっていたように思います。ただ、関根選手はまだ1年通してレギュラーで活躍したことがありません。体力的にも精神的にも未知の世界で戦っているのだろうなと想像できます。

 それでもせっかくレギュラーの位置を勝ち取っているのだから、離さないでほしい。1年通してレギュラーで働ききってほしいですね。そのためにもなんとかバッティング面は修正を施して、次の試合に向かって準備をしてほしいなと思っています。

 

【2023年7月5対ヤクルト戦

ヤ021010000001|5

横200101000000|4

横浜スタジアム(ホーム)

De4-5ヤクルト

敗戦投手 山﨑 (0勝5敗18S)