点で捉えるネフタリ・ソト問題

 2023年交流戦優勝しましたね。おめでとうございます。ありがとうございます。さあ、本日からはリーグ戦再開。いきなり大一番の首位阪神戦です。

 先発は今永投手。立ち上がりと5回表あたりに逆球や抜け球が目立ちましたが、2回から4回、そして6回7回はほぼほぼ捕手の構えたあたりにビシっと球がいってました。ストレートを中心にカーブ、スライダー、チェンジアップ、打者にタイミングを合わせない今永投手らしいピッチングでした。

 打線は3回裏にクリーンアップの3連打で2得点。6回裏にはソト選手のソロ弾で追加点。阪神・岡田監督は「お前、こっちはもう(先発が)ビーズリーやで、明日(23日)。ガーンと行こと思てるか? そんなもん、お前」と話していましたが、打ち崩すのは苦労しましたね。

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 今永投手はなんとか完投勝利をあげました。8回9回とかなり苦労しましたが、さすがはエースですね。最後は工夫に工夫を重ねたピッチングでなんとか抑えきったという印象でした。よっ。

■少しずつ、ポイントを捉え始めているソト選手

 本日の勝利はソト選手のソロ弾が大きな1点となりました。ホームランの打てるソト選手が6番に座っているのは相手投手としても脅威ではないでしょうか。

 ソト選手はオースティン選手が線で捉えるバッティングだとすると、点で捉えていますね。特に変化球は捉えるポイントを間違えると確実に空振りをしてしまう。調子のいいときはこのポイントを外すことが少なかったんですけどね。

 ここ最近は石井コーチと二人三脚でインサイドアウトのバッティングに取り組んでおり、ドアスイングが減ってきました。現在ソト選手は打率2割3分台で本塁打5本。それでも今季は少しずつ調子を上げつつあります。ボールを捉える確率が上がっているんですよね。ソト選手の調子はチームの勝利にも直結するので、すこしずつでも調子を上げていってもらって、チームを優勝に導いてほしいと思います。

 

【2023年6月23阪神

神000000001|1

横00200100× |3  

横浜スタジアム(ホーム)

De3-1阪神

勝利投手  今永 (5勝1敗0S)

本塁打 ソト 5号(6回裏ソロ)※Deのみ