ベイスターズさんの対阪神戦でどんな”やきう”を見せられるか問題

 甲子園3連戦で初戦は引き分け。本日はエース対決です。

  ■本塁打攻勢で一気に試合を決める

【2020年8月1日阪神戦】

 本日はDe今永、阪神西のエース対決です。2投手ともに、コントロールにやや不安のある投球でしたが、途中から明暗が分かれます。

 阪神の西投手は球種が多いので、コントロールが悪いながらも、うまく横に揺さぶる投球でした。しかし、甘く入ったボールをうまく打たれて4被本塁打。ソロ3本と2ラン1本。ベイスターズとしては打ち崩したのですが、西投手からしてみたら打ち崩された感があまりなかったのかもしれません。ランナーを溜めたわけではないので、代えどころも難しいですよね。

 一方、今永投手は4回裏に四球を連発してタイムリーで2失点。でも、その後がよかったですね。ストレート中心に押しつつも、変化球でかわす投球。7者連続三振を記録するなど、途中からは快投を見せました。

 本塁打だけの失点だった西投手は負け投手。崩れかけた今永投手が復活して勝ち投手。一風変わった形で明暗が分かれました。

 今季の今永投手は崩れかけてから、持ち直すのがいいですね。一昨年前くらいまでは、一回崩れたら、最後まで崩れっぱなしでしたもんね。

  ■阪神戦で本塁打攻勢で勝ったのっていつぶりかしら?

 本日は2番に柴田選手が入るなど(オースティン選手のケガもあって)、守備重視のオーダーなのかなと思ったのですけど、終わってみれば、本塁打攻勢で一気に勝利。長距離打者を並べるベイスターズらしい勝ち方でした。甲子園でこれだけの本塁打が見られるとは思いませんでしたね。関西ベイファンの方々も喜んでいただいているのではないでしょうか。

 阪神戦でこれだけの本塁打攻勢で勝ったのっていつぶりですかね。データに詳しい人、教えてください。しかも、西投手相手に打ち勝つっていうのも大きい。また、ベイスターズらしい勝ち方を阪神相手に見せられたっていうのもよかったですね。ちょっとでも、そういう面を地道に植え付けていけば、苦手阪神がカモ阪神になるかもしれないですよ。

 

横100121101|7

神000200010|3

甲子園球場(ビジター)

De7-3阪神

勝利投手 今永 (4勝2敗0S)

本塁打 ソト 8号(1回表ソロ) 、 大和 2号(4回表ソロ) 、 佐野 5号(5回表2ラン) 、 宮﨑 7号(6回表ソロ) 、 梶谷 8号(7回表ソロ) ※Deのみ