先発は大貫投手。立ち上がりは変化球が甘くなりましたね。連打で2失点。しかし、2回以降は低めにボールを集めて好投します。3回は不運な当たりの内野安打。7回は死球を出してしまいましたが、それ以外は全て三者凡退。7回2失点でHQS達成です。
打線は拙守で交代した楠本選手の代打・桑原選手が同点タイムリーで追いつき、ソト選手の勝ち越しソロ、得点圏の鬼・大和選手のタイムリー、ソト選手のタイムリーで一気に点差を付けることができました。これまでは1イニングで1点以上取れない試合が多かったですが、6回裏の大和選手、ソト選手の連打は大きかったですね。広島戦のモヤモヤを一気に晴らしたような打線のつながりでした。
試合はエスコバー投手ーヤマヤス投手とつないで逃げ切り勝ち。阪神戦は今季、これで1つ勝ち越したんですね。長期的に苦手としていた阪神戦を少しずつでも払拭できるといいなと思います。
■立ち上がりが悪くても修正できる投手はエース級
2,3年前の大貫投手は立ち上がりが悪いと、そのままズルズル引きずって、どうにもならないっていう印象がありましたね。2019年の楽天戦初回7-6とかさ。
今は修正できる投手になりましたね。
大貫投手は球のキレというよりもコントロールで勝負をしていく投手だと思います。なので、少しでも甘いと長打を打たれる可能性が高まります。低め低めに球を集めることで凡打の山を積み重ね、ツーシームでコースを突いて、追い込んだらスプリットで三振も取る。球種も多いので、相手打者が絞りきれないんだと思います。このスタイルで今季は、勝利数、防御率、三振はチームトップ。現在、防御率はリーグ3位まで位置しています。
投球術においては、もう今永投手を越えているのかもしれませんね。悪くても修正できる投手はいい投手です。エースと過言ではないんじゃないでしょうか。
神200000000|2
横00201300× |6
横浜スタジアム(ホーム)
De6-2阪神
勝利投手 大貫 (5勝3敗0S)
本塁打 ソト 6号(5回裏ソロ)