2番打者京田陽太or林琢真問題

 本日は、バウアー投手が2軍戦で登板しました。速球は150km超。スライダーはキレッキレ。でも、クイックや球数など、まだ調整段階のような気がします。もう1回か2回、2軍で投げるんじゃないかな。

 ところで1軍。本日の先発は平良投手です。ストレートは速くて147kmくらいかな。今回はコースへのコントロールがよく、ボールになるスライダーとシンカーで空振りをとれていました。自己最多の10奪三振をマークし、6回1失点での降板です。

 打線は初回に2死から宮﨑選手がヒットで出ると牧選手がインハイストレートをレフトスタンドに運ぶ2ラン本塁打。牧選手にこれが出たのは大きいですね。しばらくは心配なさそうな気がします。

 試合は1点リードを守るべく、入江ー伊勢ーヤマヤスの3投手による盤石リレーで連勝です。しびれる勝ち方でした。

 阪神さん相手に投手戦を制したのがよかったですね。現地で見るときは打撃戦が楽しいですが、投手戦でも勝ちきれるチームこそが強いチームだと思います。テレビで見るときは、配球や変化球のキレも確認できるので投手戦も面白いなと思っています。

■好調選手かつなぐ仕事をする選手か、三浦監督の起用法は?

 本日は初めて京田選手がスタメン2番を務めました。それまで林選手が7試合、宮﨑選手が3試合、神里選手が1試合、名を連ねました。

 神里選手は青柳投手対策ですね。林選手と宮﨑選手はオープン戦でも2番起用がありました。シーズン入ってからの宮﨑選手の2番起用は3連敗。開幕直後はクリーンアップが打てなかったこともあって、1番佐野選手、2番宮﨑選手の超重量打線は先細りしてしまってました。

 林選手起用の際は5勝2敗。開幕戦と4月5日から12日までですね。開幕4連敗以降の4連勝のときはすべて、林選手が2番起用でした。オープン戦では大活躍だった林選手ですが、シーズン始まってからは打率1割弱。ヒットは出ていませんでしたが、セーフティ気味の送りバントやエンドランでしっかり内野ゴロを転がして進塁させる場面も多かったんですよね。佐野選手から宮﨑選手へとつなぐ役割は打率が悪いながらも、ある程度果たしていたように見えました。2ストライクから粘るシーンもありましたし、足もあるんで、2番打者としては楽しみな選手だなあと思っています。

 とはいえ、同じショートの京田選手が昨日までの打率が.375と好調です。そのままスタメンで使わないと京田選手のモチベーションにも関わってきます。

 三浦監督は連勝中はあまり打順を動かさないですね。今回スタメン2番に京田選手に変えたタイミングはヤクルト戦で連勝が止まり、阪神戦の青柳投手対策で打順を変えた次の日となる本日でした。

 ただ、本日の京田選手は4タコ。また前を打つ佐野選手も4タコだったので、つなぎの役割を果たすような場面はありませんでした。もうちょっと、打席内容を見てみたいですね。

 今後、ショートのポジション、スタメン2番にはどういった起用法をしていくのか。京田選手、林選手はどういう成績を残していくのか。もろもろ楽しみですね。注視していきたいと思います。

 

【2023年4月16阪神戦】

神000100000|1

横20000000× |2  

横浜スタジアム(ホーム)

De2-1阪神

勝利投手 平良(2勝0敗0S)

本塁打 牧2号(1回裏2ラン) ※Deのみ