9連戦最後のカード、バンテリンドーム中日戦です。
先発はガゼルマン投手。8月27日にリリーフ登板して1イニング4失点を喫して以来の登板ですが、立ち上がりから相手打者のタイミングを外すピッチングで好投します。
打線は相手先発の髙橋宏斗投手をなかなか打ち崩せず。速い釣り球の高めのストレートと決めに行くアウトローのストレートを投げ分けつつ、ナックルカーブやスプリットなどを使って惑わせた髙橋投手。素晴らしいですね。近いうちに中日のエースになるんだろうな。
6回まではノーヒットピッチングでしたが、7回表に先頭関根選手が2塁打で出塁すると、佐野選手が進塁打。牧選手が申告敬遠となるも、宮﨑選手がフィルダースチョイスで1点です。相手サードの阿部選手が迷いましたね。
中日さんは何度かチャンスを作るものの守備走塁で判断ミスをしてしまいました。中日さんから見たらベイスターズさんとの対戦成績で10以上勝ち越されているんですよね。この試合もやっぱり苦手意識によってパフォーマンスに影響が出るのかもしれないなと思わせる試合でした。
■それなりのコントロールで球速差も見せられるガゼルマン投手
ガゼルマン投手。来日初登板では変化球が抜けていましたが、本日は修正できてましたね。150km近いストレートとツーシームを持っているので、130km台のチェンジアップとスライダーが効きますね。ロメロ投手は変化球と速球の球速差が少ないですが、ガゼルマン投手は球速差を出せるのがいいですね。コントロールも悪くない。
前回は8月27日にリリーフ登板しましたが、よく2週間程度で調整できました。あと、牽制で刺した場面もありましたね。日本での”やきう”にも慣れてくれそうな気がします。
あとは他のチーム相手にどこまでのピッチングができるかですね。ベイスターズさんは連戦が続くので、次の先発登板もきっとあるでしょう。次の登板が楽しみです。
【2022年9月13日対中日戦】
横000000100|1
中000000000|0
バンテリンドーム(ビジター)
De1-0中日
勝利投手 ガゼルマン (1勝0敗0S)
首位と7.5ゲーム差以下