佐野恵太が一段と厳しく攻められるようになってきた問題

 前日の勝利で首位と5.5ゲーム差となりました。なんとか粘りながら少しでもゲーム差を縮められるといいですね。

 先発はロメロ投手。立ち上がりに内野安打からランエンドヒットとピンチを広げられてゲッツー崩れの1失点を喫します。以降は強いボールで抑えていくも、5回裏に石垣選手に被弾。6回裏には1死満塁のピンチを作ってしまって降板します。続く、平田投手が押し出しとなる四球を出してしまいます。

 打線は2回表に不調だった宮﨑選手に2ラン本塁打が出たものの、以降は沈黙。中日先発・松葉投手の緩急あるピッチングにかわされつつ、強い球を投げられる中日リリーフ陣に押し込まれてしまいましたね。あと1点がとれずに敗退です。

 打線はあまり活発とは言いがたいですが、宮﨑選手に本塁打が出たのはよかったですね。ここしばらくの宮﨑選手はボールに合わせて、なんとかバットを出すようなバッティングで内野ゴロを積み重ねていました。本日の本塁打は内角のボールを強く振れていましたね。今季、本塁打があまり出てない宮﨑選手ですが、たまには大きい当たりも狙っていってほしいなと思います。

 あとは佐野選手だなあ。

インコースを厳しく攻められている佐野選手

 佐野選手、ここ5試合ヒットが出てないんですよね。これまでは前後を打つ打者に長距離砲が並ぶことが多かったのですが、最近になって一層厳しいマークが向けられるようになってきました。

 気になったのは、9月12日ヤクルト戦の初回です。

 1死3塁のチャンスにまっすぐ系のボールをインコースに立て続けに攻められて見逃し三振。厳しいですね。しっかりマークされてますね。
 佐野選手はクローズ気味のスタンスですが、腰の回転で一気に振り抜くので、インコースもさほど苦にしないタイプのバッターだと思うのですが、ここまで厳しく攻められるとさすがに手が出ないんでしょうね。

 また、バットに当てるのはうまいので、ついつい手が出てしまい凡打になってしまうことが増えています。さらに、強い当たりでも打者の正面になってしまうことも多いのでツキもないんですよね。

 正念場です。佐野選手、ここを乗り越えてさらに好打者に成長してほしいなと思います。

 

【2022年9月14対中日戦】

横020000000|2

中10001100✕|3  

バンテリンドーム(ビジター)

De2-3中日

敗戦投手 ロメロ (5勝8敗0S)

本塁打 宮﨑 11号(2回表2ラン)※Deのみ

首位と6ゲーム差