ベイスターズさん、試合巧者のチームになるか問題

 本日からはハマスタ6連戦です。まずは1つ下の順位、巨人さんと3連戦です。

 先発は今永投手。初回から毎回のようにランナーを出しますが、勝負所はきっちり抑えていくピッチングでした。高めのストレートを詰まらせたり、三振を取りに行くところでカーブを投げたりと、力強さに加えて、配球の巧さで打ち取っていったような投球でした。ただ、球数がかさみ7回117球で本塁打の1失点。よくはなくても、まとめてくるあたり、今永投手は安定してきましたね。

 打線は相手先発の菅野投手からなかなか打てないと思ったのか、初回先頭の桑原選手が2ベースで出ると、2番楠本選手がすかさずバント。3番佐野選手がセカンドゴロで早くも1点先制をします。

 すぐさま、岡本選手のソロ本塁打で同点にされるも、5回裏にソト選手のソロ本塁打と桑原選手のタイムリーツーベースで2点勝ち越し。8回は伊勢投手、9回はヤマヤス投手を投入して逃げ切りました。ヤマヤス投手はちょっと危なっかしかったですけどね。セットポジションを長く持ったりしながら、相手打者のタイミングをうまく外すことができました。

 大技小技を駆使しながら試合巧者の勝ち方でした。好投手相手に少しでもランナーを前に進めつつ、球種を絞ってしっかりと打ち込む。ナイスゲームです。

 ここ数日、大量得点はないものの僅差のゲームをものにしていることが多いですね。先発・リリーフが安定していることもありますが、勝負所できっちり点を取れているのも勝ち切れている要因かと思います。このペースを崩さずに8月9月を乗り越えてほしいですね。

 

【2022年8月16対巨人戦】

巨010000000|1

横10002000 ×|3  

横浜スタジアム(ホーム)

De3-1巨人

勝利投手 今永 (7勝3敗0S)

セーブ 山﨑 (0勝2敗26S)

本塁打 ソト 11号(5回裏ソロ)