ベイスターズさん、やっと後半戦に1勝できました。いい形で勝てたので、このまま流れに乗っていきたいですね。
先発は京山投手。調子がいいようには見えませんでしたが、相手打線が勝手に悩んでくれてるように見えました。ただ、京山投手も四球で崩れるようなこともなく、ピンチの場面でもしっかりとゾーンに投げ込んで、5回1失点と試合を作りました。
試合は先制されるも5回表に鮮やかな逆転劇を見せます。1死から桑原選手が左前安打で出塁すると、次の森選手が左中間を破るタイムリー3ベースで一気に同点。オースティン選手のタイムリー、宮崎選手の犠飛でさらに2点リードまでもっていきました。
中盤以降はシャッケルフォード投手-砂田投手-ヤマヤス投手と無失点で繋ぎ、オースティン選手のソロ本塁打と佐野選手の2点タイムリーで突き放すと、9回は平田投手がシャットアウト。快勝でございました。
桑原選手と森選手の足で一気に切り崩し、連打で逆転。中盤以降はリリーフが抑えることで流れを渡さず、相手チームのビハインドリリーフをさらに叩いてダメ押しするという申し分のない試合展開でした。
ただ、まだ宮崎選手とソト選手の調子が上がってこないのが心配です。ソト選手あたりは甘い球を叩いても打球が伸びないんですよね。この2人の調子が上がってくれば、チームは一気に上昇気流に乗ると思うんだけどなあ。
■京山投手は変化球でカウントがとれるようになってきたような気がする
今季初勝利となった京山投手。2軍では調子がよかったようですね。本日の調子はよかったかというと微妙というか、低めに投げ切ったとも言えず、コースに投げ切ったとも思えませんでした。ただ、山本捕手がうまく速いストレートを活用した配球をしていたように見えました。
特にいいなと思ったのは左打者のバックドアのスライダーで空振り三振を取った場面。意表を突いてましたね。
とはいえ、京山投手はチェンジアップでも空振りを取れてましたし、ストレートも150㎞前後の強い球を放ってました。そしてなにより、ストライクをしっかりとれてたんですよね。
多分なんですけど、京山投手っていいボールはあるんだけど、1軍ではひるんでしまうというか、本来持っている力が出せてないように見えるんです。だとしたら、あとは自信なんじゃないですかね。本日のような投球でもいい。京山投手は1つ1つ1軍で勝ち続けることで、自信がつけば、化けるんじゃないかなあと思うんですけどね。どうでしょうか。
【2021年8月20日対巨人戦】
横000030012|6
巨010000000|1
東京ドーム(ビジター)
De6-1巨人
本塁打 オースティン 21号(8回表ソロ)