代打・大田泰示問題

 さて、今週は阪神さん、ヤクルトさんとの6連戦です。上位との差と一気に縮めていきたいですね。

 先発は今永投手。立ち上がりはよかったですが、2回表にレフト宮本選手の目測を誤ったヒットから連打で2点を失ってしまいます。追い込んでからのカットボールを痛打されてしまいましたね。ストレートを勝負球にしておけばよかったのになあと思っていたところ、3回以降はストレートを決め球にして1安打のみのほぼ完璧なピッチングをやってのけました。

 相手先発は青柳投手でしたが、立ち上がりからボール先行することが多かったです。ただ、低めの変化球は相変わらず一級品なので、ベイスターズさんとしてはヒットが出ていてもどうしても攻めあぐねてしまいます。

 青柳投手を降板させたとて、阪神リリーフ陣は盤石です。そんななか、ベイスターズさんは積極果敢な走塁で、阪神投手陣の牙城を崩していきます。4回裏には宮本選手の足でタイムリーエラーを誘いました。6回裏には牧選手がレフト前安打を相手の守備を見ながら2塁へ。このチャンスをものにして同点に。9回裏は2死1,2塁の場面で相手捕手が前にこぼしたすきを見て、2塁走者嶺井選手が果敢に3塁に進みます。この走塁が功を奏して代打・大田選手がサヨナラ安打。走塁で大事なカードの初戦をとることができました。

 好投手相手のときは長打も出にくいので、盗塁に限らず足を使った攻撃は効果的だと思います。本日はその効果が見事に発揮できた試合だったと思います。

■代打成績の悪かった大田選手

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 本日、代打サヨナラ安打を放った大田選手。今季初めて代打安打を放ったのは一昨日の中日戦が初めて。代打では16打席(うち四球2)、ヒットがありませんでした。

 前回の中日戦では初球ストレート。本日はファーストストライクのカットボールを芯で捉えました。

 大田選手といえば思いっきりのいいバッティング。3-0からマンぶりすることもありますね。その思いっきりの良さは相手投手にプレッシャーを与えます。

 代打でもこの思いっきりの良さが出るといいなあと思っていたところ、やっと出ましたね。

 まだ、大田選手は若いと思いますが、年齢を重ねると守備機会が減り、代打機会が増えていくと思います。大田選手はキャラクター的にもチームを勢いが出てくるので、代打でも活躍してくれるといいなと思います。

 

【2022年8月9阪神戦】

神020000000|2

横000101001×|3  

横浜スタジアム(ホーム)

De3×-2阪神

勝利投手  今永 (6勝3敗0S)