ベイスターズさんのやりたい野球問題

 4連勝中のベイスターズさん。このまま大型連勝ができたらいいですね。さあ、首位ヤクルト相手の2戦目です。

 本日の先発は濵口投手でヤクルト先発はサイスニード投手。うちはサイスニード投手が苦手で、ヤクルトさんも濵口投手はあまり得意ではない方だと思います。

 試合は投手戦となりました。どちらも低めの変化球に手を出して併殺の山を積み上げていきます。

 試合が動いたのは7回表。大田選手が真ん中のスライダーを思いっきり引っ張ってソロ本塁打を放ちます。すると8回裏、ゴロヒットで溜めたランナーを塩見選手がうまくセンターに打ち返し、同点にされてしまいます。

 その後は両チームとも自慢のリリーフ合戦。両者譲らず延長に入るも、延長10回、伊勢投手が徐々にくずれてサヨナラ負けです。

■投手戦は一つのバントが勝敗を分ける

 9回表、1-1の同点で先頭の桑原選手が四球が出ると、ベイスターズさんは強硬策に出ますが、得点を挙げられませんでした。

 10回裏。ヤクルト中村選手が先頭、ヒットで出ると、バントの構えをしている丸山選手にインコースをつくも死球。続く長岡選手が犠打で1死2,3塁。ランナーを詰めるため代打の川端選手に故意四球。1死満塁で伊勢投手は相手塩見選手に厳しいところに攻めるも、3-1カウントとなってしまい、ボール1つで敗退というところ、中に入ったストレートを思いっきり引っ張られ、サード宮崎選手の前に高いバウンド。ホームに投げるもセーフとなってしまいました。

 真綿で首を絞められるような負け方でした。また、バント1つで勝敗を決したようにも見えました。

 ベイスターズさんは2番に大田選手を入れている関係上、9回表は普通バントだと思うんですが、強硬策。前日は、打ちまくって勝てましたが、本日のような投手戦だと、試合終盤では1つでも先にランナーを進めることが先決になると思うんですよね。

 打ちまくって勝つベイスターズさんの”やきう”もいいですが、投手戦だと、きっちりとバントもできた方がいいと思うんだよなあ。三浦監督はきっちり”やきう”を目指していたのかと思ったんですけど、打ちまくり”やきう”に振り切ったんですかね。どうなんでしょうか。

 

【2022年7月2対ヤクルト戦】

横0000001000|1

ヤ0000000101×|2  

明治神宮野球場(ビジター)

De1-2×ヤクルト 

敗戦投手 伊勢 (1勝2敗0S)

本塁打 大田 5号(7回表ソロ)