桑原将志の大人の階段問題

 雨で1日お休みが入りつつ、本日からはハマスタヤクルト戦です。ヤクルトさんはコロナによる大量離脱で厳しい状況ですが、ベイスターズさんも春先に似たような状況にありました。気にせず、戦ってもらいたいなと思います。

 先発は今永投手。雨が降ったりやんだりという状況のなか、中断もあったりして、難しいマウンドになったと思います。でも雨永さんなんで、慣れてるか。

 今永投手はややコントロールが荒かったものの、ストレートの威力で相手打者を圧倒していきます。失点したのは4回表。先頭の荒木選手を四球で出すと、村上選手に2ラン本塁打を被弾です。雨の中断後ということもあって、コンディションを調整するのも難しかったのかもしれません。甘いところに入ってしまいました。

 打線は2回裏に相手先発の原樹里投手からソト選手が2ラン本塁打で先制するも、以降はなかなか得点を挙げられません。チャンスを作るものの、低めの変化球でゴロアウトとなってしまいます。併殺2つ。うまくやられたとも言えるし、打ち切れなかったとも言えるし。ところどころ、甘いボールもあったので、やっぱり捉えてほしかったなあ。

 試合は9回裏に桑原選手が四球に出ると、佐野選手がフルカウントからセンターオーバーのヒットを打ちます。桑原選手は準自動スタートのような形でスタートを切っていましたが、3塁コーチャーの田中コーチが3塁で止めようとします。すると、ショートの西浦選手が中継に入るものの手が滑って送球ミス。桑原選手がホームに陥れてサヨナラ勝ちです。

 雨で打たれて、雨で勝った試合でした。大量離脱のヤクルトさんですが、簡単には勝たせてはもらえないですね。

■勝因の一つは桑原選手の選球眼

 本日の勝因は今永投手やリリーフ陣の好投、佐野選手の好球必打もありましたが、桑原選手の選球眼にもあったように思います。

 桑原選手は初球からどんどん打っていくイメージがありましたが、カウントや場面によって、狙い球を絞ったり、待球したり、粘ったりといろいろな顔を見せるようになったように感じます。

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 来た球をどんどん打つだけでなく、相手投手を見ながら考えながら打っているようなね。ちょっと、大人になったのかなと、勝手に親戚のおじさん目線で見ています。

 今は桑原選手より若い蝦名選手が1番に入り、桑原選手は2番。蝦名選手が初球に手を出したら、桑原選手はちょっと待ってみたりして、蝦名選手をサポートするような立場にあるんですよね。

 立場が人を作るという言葉がありますけど、桑原選手もそうやって大人になっていくのかな。と、草葉の陰から眺めています。

 チャンスで1本打ってヒーローになるのもいいですけど、桑原選手には、陰から支えるような役割にもやりがいを感じてくれたらいいなあ。

 また、親戚のおじさん目線で見ちゃったわ。

 とりあえず、首位以外団子状態のなかで3位。借金も2つまでに減ってきました。なんとか目標の”オールスターまでに借金返済”を成し遂げて欲しいですね。

【2022年7月16対ヤクルト戦】

000200000|2

横020000001×|3  

横浜スタジアム(ホーム)

De3×-2ヤクルト

勝利投手  伊勢 (2勝2敗1S)

本塁打 ソト 9号(2回裏2ラン)※Deのみ