京山将弥のフォークボールは武器になるか問題

 楽天戦まずは1勝。本日からは鬼門の土日です。なんで、土日は勝てないんでしょうね。デーゲームが苦手なんじゃないですかね。デーゲーム前の夜更かしは禁物です。

 本日の先発は京山投手。初回先頭をストレートで四球を出してしまうなど不安な立ち上がりでしたが、2回以降は見違えるようによくなりましたね。全くストライクが入らなかった初回とは違い、コースに投げ分けられるようになりました。毎回先頭打者を出してしまいますが、なんとか粘り強い投球で5回1失点。前回の投球よりも格段によくなりましたね。

 打線は前日に引き続き、好調なようでなにより。初回失点もすぐさま牧選手の犠飛で追いつきます。中盤は投手戦となりましたが、終盤に一気にまくりました。

 8回裏に森選手が粘って追い込まれてからヒットを打つと、すぐさま盗塁。佐野選手の2ベースで勝ち越しします。蝦名選手が犠打、宮崎選手の四球の後、牧選手が3ランを放ち、一気に突き放すことができました。8回裏も牧選手がタイムリーを放って快勝です。

 久々の土曜日の勝利。楽天戦に入ってから、試合内容が一気によくなりましたね。両チームの先発投手の調子次第の面もあるかと思いますが、打線がつながるようになりましたよ。オリックス戦のときは相手投手がよかったのもありますが、ベイスターズさんはまるで違うチームのように見えました。

 オリックス戦との違いというと、森選手と大田選手の昇格。2人の存在はベンチの空気を変えたりするんですかね。それが結果を伴うようになったりするんですかね。よくわからないですけど。

■京山投手のフォーク、いい感じで落ちてたように見えたんですけど

 京山投手の特長は肩甲骨を柔らかく使ったキレのよいストレート。あとは変化球でタイミングを外して打ち取るというイメージのある投手でしたが、本日はフォーク(スプリット?)がよかったですね。

 本日は5回を投げて5奪三振。決め球をストレートにしたり、カーブにしたり、フォークにしたりと上手く散らしている嶺井選手の配球もよかったのですが、特にフォークは、立ち上がりの悪かった初回にゴロにしていたのもありましたし、中盤は真正面から投げてしっかり落ちた上で空振りも奪っていました。

 いまだコントロール難という面もありますが、打たせて取る投手から三振を取れる投手に進化しているように見えました。内容がよいとは言い切れませんでしたが、本日は勝ち投手にしてあげたかったなあ。

 あとは簡単に四球を出すのをやめてほしいかな。あれはなんですかね。逃げの気持ちがあるんですかね。逃げの気持ちがあると、どこかフォームが横にぶれるような気がするんですよ。しっかりと向かっていかないとね。まっすぐ前足に体重が乗り切らないんじゃないかなあ。素人考えですけど。

 とにかく、京山投手はコントロールを改善してフォークボール(スプリット??)をしっかりと武器にしてくれれば、ローテで回れる投手になれるんじゃないかなあと思った次第であります。

【2022年6月4楽天戦】

楽100000000|1

横10000041× |6  

横浜スタジアム(ホーム)

De6-1楽天 

勝利投手 クリスキー (1勝1敗1S)

本塁打 牧 15号(7回裏3ラン)