球数の多い濱口遥大問題

 ハマスタヤクルト3連戦。初戦を取って2戦目です。一気に勝ち越して今カード、次のカードへの戦いを楽な展開に持って行きたいですね。

 先発は濵口投手。立ち上がりはなんとか無失点に抑え、1回裏に牧選手の3ランが飛び出し、楽な試合展開に持ち込めそうな空気が流れました。しかし、2回表からいつもの悪い濵口投手が出てしまいます。先頭の長岡選手を追い込むも粘られて真ん中のストレートをセンター前へ。オスナ選手を抑えるも、松本選手に13球粘られてレフト前へ。続く山野投手がスクイズで1失点。濵口投手は球数を要した上、決めきれなかったですね。続く3回表も1失点。結果4回101球2失点で降板です。

 暑い中での試合。濵口投手の球数を要した投球で野手が守備についている時間が長くなった上、相手先発の山野投手がベンチで休める時間が増えてしまいました。打線は2回以降、相手先発の山野投手の変幻自在な投球に苛まれて、打ち崩すことができません。

 ベイスターズさんは5回以降リリーフを投入していきましたが、7回表に回またぎの京山投手が先頭をストレートの四球を出してしまい、坂本投手につなぎますが、村上選手にタイムリーを打たれてしまいます。

 終盤、混戦となった試合展開となりますが、9回表に森原投手がサンタナ選手に2点タイムリー2ベースを打たれて逆転負けを喫してしまいました。中盤以降は完全にヤクルトさんペースの試合展開でした。

 敗因としてあげられるのはやはり濵口投手の球数の多さですかね。本日は四球で崩れたとは言いにくいですが、伝家の宝刀チェンジアップがファールで逃げられるようになってしまっている上、コントロールが荒い。ストレートも前ほど強くないので、前に飛ばされてしまう。なかなか厳しい状態だなあと思ってしまいました。ピッチャーがリズムを作れずにいると、打線もリズムを作れなくなってしまうような気がするんですよね。

 

【2024年7月2日対ヤクルト戦

ヤ011000102|5

横30000000× |3

横浜スタジアム(ホーム)

De3-5ヤクルト

敗戦投手 森原 (1勝3敗17S)
本塁打 牧 11号(1回裏3ラン)