2021年対ヤクルト戦問題

 3連勝中のベイスターズさん、鬼門・ヤクルト3連戦に挑みます。

 本日の先発は坂本投手。初回の先頭打者・塩見選手の初球に内野安打でランナーを出したところからリズムを崩しましたね。2番の青木選手には塩見選手の盗塁を警戒しての外ストレートを三遊間へ。3番の山田哲人選手は外の変化球を泳いだ形でライト前に。で、4番村上選手の初球カーブをライトスタンドに運ばれました。

 坂本投手の調子の良しあしを測る前にヤクルト打線の積極性と勢いにやられた感じですね。4人のうち、2人は打ち取っていますが飛んだ方向がよかった。残り2人はうまいこと打たれましたね。

 以降は抑えましたが、浮き球が多くなってしまいました。自分のリズムを取り戻せずに、2回4失点で降板。2回裏、チャンスで坂本投手に打順が回ってきたということもあったので、場合によっては3回以降も投げていたかもしれません。本日は仕方ないとして、次の登板に期待したいですね。

 よーいドンで4点ビハインドから始まった試合でしたが、3回裏にオースティン選手のタイムリー2塁打で2点差に詰めます。ただ、その段階でまだ無死2,3塁だったんですよね。続かなかったのが痛かったです。

 以降、リリーフが踏ん張って膠着状態が続きますが、6回表、シャッケルフォード投手が出したランナーを牽制悪送球で2塁に進めてしまった後にタイムリーを打たれてしまったのが、”ダメ押しとなってしまいました。膠着した試合でのミスは”流れ”を引き渡しますね。

 伸び伸びと”やきう”をやっているヤクルトさん相手に、今一つ決定打が欠ける試合をしてしまいましたね。残念。

■ヤクルトさんにいいようにやられすぎてません?

 ベイスターズさん。開幕ダッシュに失敗し、4月までに借金15。9月下旬になってやっと借金10までに戻し、セリーグ各チームとの対戦成績も五分程度に戻すことができました。が、ヤクルトさんには8つの負け越し。今季7試合を残してシーズンの負け越しが決定しました。

 ヤクルトさん、首位争いしてますからね。本日の勝利で4連勝ですか。調子いいですね。投手もいいですけど、打線もいい。山田選手、村上選手、あと後ろを打つ外国人選手と重量打線が並びますね。

 神宮、横浜と本塁打の出やすい球場での試合にはなりますが、変化球で逃げるだけでなく、しっかりインコースのストレートを投げ切る勇気も必要だと思います。変化球を打つのも巧い選手が並んでますからね。上手く散らさないと。

 まずは来季以降に引きずらないよう、苦手意識を払しょくすべく、明日以降の試合も全力で戦ってほしいと思います。

 

【2021年9月21対ヤクルト戦】

ヤ400001000|5

横002000000|2  

横浜スタジアム(ホーム)

De2-5ヤクルト

敗戦投手 坂本 (4勝5敗0S)