2022年のネフタリ・ソトは復活するのか問題

 コロナ主力選手大量離脱後2連敗。主力選手が戻ってくる前に1勝はしたいですね。

 本日の先発は坂本投手。立ち上がりは悪くなかったです。インコースのストレートを効かせながら変化球で空振りを取る坂本投手らしいピッチングでした。

 最初の痛打は3回表の塩見選手への初球のカーブでした。マン振りして飛んでいった打球は右中間スタンドへ。コースは甘かったですが、低めには入っていたと思います。狙われたのかもしれませんね。これは仕方ないとして、その後の4回表に捕まってしまいました。ストレートも変化球もうまくおっつけられて連打。2巡目ということもあって、対策を打たれたのかもしれませんね。坂本投手は荒れ球が増えてきましたが、金久保投手のスクイズを併殺に取る好フィールディングを見せるなど、最後まで落ち着いていました。5回3失点という結果でしたが、昨年よりも成長しているように見えたのは気のせいでしょうか。もう一段階、ステップアップしてくれるとうれしいなあ。

 打線は、苦手・金久保投手をなかなか打ち崩せず。ソト選手の2ラン本塁打で1点差まで追い詰めるものの、相手リリーフ陣から得点を奪うことができずに敗退。やはり、野手がもう一人足りないなあという風に思ってしまうのと同時に、出場した若手選手はチャンスをつかんでほしいなあという思いが重なります。本当に、主力が帰ってくる前に1勝はしてほしいなと思います。

■逆方向を意識したソト選手のバッティング

 本日は、4月12日に1軍復帰したソト選手が今季初の本塁打を放ちました。前カードの那覇2連戦ではヒットは出ているけど、甘い球を見逃していたのが気になりました。しかし、アウトコースのボールになる変化球は手を出してなかったんですよね。

 で、本日は甘い変化球を逆らわずに左中間へ本塁打をかっ飛ばします。

 昨年のソト選手は体の開きが早い上にボールを追いかけるようなバッティングが多かったように思います。アウトコースの変化球を空振りして三振になるシーンもよく見られました。

 那覇で甘い球を見逃していたのは、まだゲーム感が戻ってなかったのかもしれませんね。復帰初日からヒットが出ているので、心理的にボール球を追いかけるほど、追い込まれていない。あまり体が開いていないので引っ張るというよりもセンターから逆方向を意識しているようにも見えます。そのおかげかどうかわかりませんが、スイングしたときに昨年と比べると体がブレてないですね。

 少しずつゲームにも慣れていっているので、変にバッティングを変えようとしなければ、今年のソト選手はやってくれるような気がします。

 

【2022年4月15対ヤクルト戦】

ヤ001200000|3

横000002000|2  

横浜スタジアム(ホーム)

De2-3ヤクルト

敗戦投手 坂本 (0勝1敗0S)

本塁打 ソト 1号(6回裏2ラン)※Deのみ