苦しい場面で踏ん張れるか坂本裕哉問題

 前日は快勝で連敗を止めたベイスターズさん。そのまま勢いに乗ってほしいですねえ。

 ベイスターズは坂本投手。巨人はメルセデス投手が先発。両投手ともに立ち上がりは変化球を中心にしたピッチングでした。

 巨人打線は序盤から坂本投手のストレートを待っていたように見えました。坂本投手の変化球に全く合わない様子でした。

 しかし、打順が2巡目に回ると、捕手の嶺井選手が徐々にストレートを要求していきます。ところが、ポランコ選手とウォーカー選手にそのストレートを詰まらせながらもヒットにさせてしまい、ピンチに。芯を外したものの力でもって行かれましたね。丸選手相手にも厳しいところを攻めて四球を出して1死満塁。続く、中島選手にはフルカウントまで追い込むも、中に入った変化球をスタンドへ。満塁本塁打で降板してしまいました。

 続く三上投手も先頭を四球で出してからのタイムリーで2失点。打線はメルセデス投手の変化球と強いストレートの緩急に手が出ず。大差で完敗してしまいました。

■2巡目以降、被打率が上がってしまう坂本投手

 BSーTBSを見ていたら、坂本投手は相手チームの打順1巡目は被打率が1割台なのに、2巡目以降は3割を越えちゃうっていうデータが出てました。

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 前々からこの件、課題といえば、課題なんですよね。

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 で、今年はストレートを磨いたんだと思うんですよ。例年よりストレートをうまく使えているように見えるんです。

 それでも、厳しい場面は現れるんですよね。どんなエースでも苦しい場面は現れる。本日の中島選手の1死満塁の場面ではフルカウントからファールを2つ粘られてからのグラスラだったんですよね。嶺井選手は外要求だったのですが、中に入ってしまいました。四球を嫌がったんでしょうね。

 坂本投手は球の力で抑える投手ではないと思うんで、コントロールを間違えると厳しいですよね。ボールになるかもしれないけど、腕を振って投げきれる投手になってほしいなあと思います。

 

【2022年4月27対巨人戦】

巨000420002|8

横000000002|2  

横浜スタジアム(ホーム)

De2-8巨人 

敗戦投手 坂本 (0勝2敗0S)