フェルナンド・ロメロの速い球と遅い球問題

 ベイスターズさん、本日から東京ドーム・巨人2連戦です。前回は追いつかれてしまいましたが、対戦連勝は継続中です。

  本日の先発はロメロ投手。立ち上がりはちょっと球が高く、1死1,2塁のピンチを作ってしまいましたが、岡本選手を併殺にきってとってからしり上がりによくなっていきます。

 打線は相手先発の山口投手をなかなか打ち崩せず。低めの変化球に手を出し過ぎましたね。ストレートを待ってたんですかね。

 両投手ともにいつ点を取られてもおかしくない状況のまま、ゼロ行進のまま試合は中盤に進んでいきます。

 試合が動いたのは4回裏。四球-2ベース‐内野ゴロで1点先制されてしまいます。しかし、ここで複数点を取られなかったことで、”流れさん、まだどっちつかず”という形をとれました。

 おかげさまで6回表に桑原選手のソロ本塁打で同点に持ち込めました。7回表には、ソト選手が1死から危険球死球で出塁。これは麻雀だとチョンボ級の失策でしたね。次の牧選手が代わった田中投手の初球を叩いて2ラン本塁打。”流れさん”を一気に呼び込み2点リードをもぎとります。

 ロメロ投手がへばり始めた8回裏に1失点。しかし、エスコバー投手が後続を断ちます。9回裏は前回に3点差を追いつかれた三嶋投手が登板し、三者凡退にきって落としました。3アウト目は大和選手が右中間を抜ける当たりを飛びつくビッグプレー。緊迫したナイスゲームでした。

■ロメロ投手が変化球で空振りを取れるようになってきた

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 本日のロメロ投手は、しり上がりによくなっていきました。ストレートやツーシームでカウントを取り、チェンジアップとスライダーを低めにきめて空振り三振を取れるようになりましたね。

 150㎞越えのストレートとツーシームはボールが動くので芯を捉えづらいように見えます。スライダーは130㎞台、チェンジアップは140㎞台。このスピード差も相手打者を惑わせているのではないでしょうか。

 ヒーローインタビューでは、GO!皆川の日本を代表しないギャグ「うんちょこちょこちょこぴー」を披露。ファンに親しまれる選手になってくれそうな予感がします。

 後半戦、試合数は限られていますが、来季の契約をもぎとる好投を続けてほしい投手ですね。今後が楽しみです。

 

【2021年9月14日対巨人戦】

横000001200|3

巨000100010|2  

東京ドーム(ビジター)

De3-2巨人

勝利投手 ロメロ (2勝2敗0S)

セーブ 三嶋 (1勝4敗21S)

本塁打 桑原 10号(6回表ソロ) 、 牧 17号(7回表2ラン)