三嶋一輝の巨人戦問題2021その4

 ベイスターズさん、巨人戦連勝中。ベンチの空気もよさそうです。

  本日の先発は5連勝中の大貫投手。相手の巨人にも相性がいいみたいですね。立ち上がりは球が高かったように見えましたが、相手打者のタイミングが合ってなかったです。

 打線は相手先発の戸郷投手の立ち上がりを攻めて3得点。ストライクが入らずに四球連発で押し出して、ストライクを入れにいったボールを牧選手がタイムリーと試合の主導権を握ります。

 しかし、戸郷投手が立ち直り、4回裏に大貫投手が坂本選手に2ランを打たれてしまってからは、”流れさん”がどっちつかず。巨人の選手が好プレー連発したあたりで、やや巨人側にムードが流れているように見えましたが、ソロ本塁打で突き放します。それでもソロ本塁打でおいすがる巨人。2点リードで最終回を迎えます。

 マウンドに上がったのは三嶋投手。ストレートはよかったのですが、変化球が見切られて厳しいピッチング。追いつかれてサヨナラ犠飛で試合終了。巨人サイドの好プレーが”流れ”を作っていたんですね。逃げ切れませんでした。

■巨人サイドが三嶋投手をカモにしてしまった

 本日の三嶋投手はあまり肩に力が入らずにストレートがシュート回転しなかったので、どちらかというと状態は悪くなかったように見えました。力みもあまり見られなかったですしね。

 しかし、そのストレートをハイネマン選手に詰まりながらセンター前に持っていかれてしまう。その後、変化球中心に配球を変えましたが、その変化球がよくなかった。低めには入っていても見極められてボールに。ストライクに入ってもキレがないのか、ヒットにされる。で、首が締まってカウントを悪くして、連打されてサヨナラ。

 三嶋投手にとっての”流れ”もよくなかったですね。好プレーのハイネマン選手と坂本選手に回してしまった。亀井選手に回らなければイケるかなとも思ったんですけどね。巨人のチーム全体として、「三嶋ならイケる」と思われてしまっている感じがありますね。

 開幕戦のサヨナラのインパクトはこれほどまでに引きずるものなんだなあ。

 

【2021年9月15日対巨人戦】

横300001011 |6

巨000201013×|7  

東京ドーム(ビジター)

De6-7×巨人

敗戦投手 三嶋 (1勝5敗21S)

本塁打 牧 18号(6回表ソロ) 、 オースティン 26号(8回表ソロ) ※Deのみ