フェルナンド・ロメロ投手を勝たせてあげたい問題

 ベイスターズさん、前日は最高の勝ち方をしましたね。でも、勝って兜の緒を締めてほしいです。勢いはそのままに。気は引き締めて。

 本日の先発はロメロ投手でした。初回立ち上がりから2失点。村上選手に2ラン本塁打を打たれてしまいました。フルカウントからアウトコース低め、ベース板からボール球になっていくようなボールを上手く拾われてしまいました。あそこを打たれてしまってはしょうがない。ただ、初回から先制されたのは痛かったですね。

 ロメロ投手は2回以降、ランナーを出しても踏ん張っていくピッチング。150㎞越えのストレート、チェンジアップ、スライダーで相手打者を抑えていきます。試合は両チームともランナーを出しながらも決め手に欠ける。ベイスターズ打線もなんとか本塁打2本で追いついたものの、相手先発のサイスニード投手を打ち崩せず。試合は終盤へ。

 9回表に得点できず、勝ちがなくなった状態で裏の守りに。三嶋投手は2死からヒットで出塁させてしまい、続く代打・坂口選手も右前安打。1走のヤクルト・渡邉選手が3塁に向かうも、ライト・オースティン選手の好返球でタッチアウト。なんとか引き分けに持ち越しました。本日の三嶋投手はちょっと危なっかしい感じがありましたね。ああ、いつもか。

■ストレートの出力があがったロメロ投手

 シーズン序盤はストレートが140㎞台そこそこで、かなり苦労しているように見えたロメロ投手。1度2軍に降格し、7月に1軍した以降、150㎞台のストレートを投げ切れるようになりましたね。クイックも早くなって、成績もよくなりました。7月11日の登板は5回1/3無失点。8月21日は5回1/3で1失点。そして本日は6回2失点。しかし、勝利投手にはなれていません。

 ストレートはやや動いているみたいですね。相手打者は打ちづらいのではないでしょうか。ただ、コントロールがややアバウトなのが気になりますね。ストレートは球に力があるので高めでもいいのですが、変化球は狙われると思うので、低めに丁寧に投げていってほしいなと思います。

 たぶん、本日のような投球を続けていければ勝てるようになるんじゃないかなと思います。異国の地での生活は大変かと思いますが、陰ながら応援していますね。

 

【2021年8月28対ヤクルト戦】

横000010100|2

ヤ200000000|2  

東京ドーム(ビジター)

De2-2ヤクルト

本塁打 宮﨑 11号(5回表ソロ) 、 佐野 9号(7回表ソロ) ※Deのみ