本日は今季最終試合。ラミレス監督にとっても最終試合です。
■花を持たせてくれた?サヨナラ試合
【2020年11月14日対巨人戦】
本日の先発はDe平良、巨人菅野の両投手です。巨人にとっては日本シリーズのための調整試合。ベイスターズにとっては、若手主体のシーズン最終戦です。試合としてどうだったかは置いておいて、とりあえず、「終わり良ければ総て良し」っていうことにしたいですね。
先発の平良投手は5回1失点の好投。でもね。もう一つ上にいってほしいなあ。失点は四球を嫌がって甘く入ったところを長打されたあとの丸選手。アウトローストレートをきれいに打たれてしまいました。平良投手、左打者には弱いですよね。来季の課題ですよ。
試合は巨人のリリーフ陣の調整登板を打ち込んで逆転サヨナラ勝ち。前回、ミス2つ犯した神里選手が打ちました。よかったですね。気持ちよくオフを迎えられますね。
でも、本日は中井選手がトンネルしたり、最低限でもランナーを送りたいところで柴田選手が三振したりと。ベイスターズさんらしい大味な面も見えました。もちろん悪い意味でね。
■勝てる試合を取り切れなかった今季
今季は56勝58敗6分で4位。516得点で474失点という成績でありながら、勝利にはうまく結び付かずに負け越してしまった。1点差試合は11勝16敗で逆転負けは25。全般的に試合運びが下手だったように思えます。
特に今季前半はストッパーだったヤマヤス投手が絶不調だったこともあり、逆転負けが続出。全般的には、好投手相手には1点が取り切れず、B級C級の投手からバカスカ打つような試合が多かったように感じました。
やっぱり優勝するには、エース級の投手を打ち崩してこそですよ。2017年の日本シリーズでソフバン内川選手をヤマヤス投手のツーシームを打ち切ったように、相手の自信あるコマを取りに行かなければ、勝ちきれないと思うんです。
そのためには、ミスを極力減らしたり、いらんところでの四球を減らしたり、最低限ランナーを進めるバッティングをしたりっていうことができるようになったらいいなあと思うんですけど、いかがでしょう。投手戦はミス1つが致命傷になるし、出塁を臨めないので1人のランナーを大事にしたい。もうそろそろ、細かい”やきう”にも目を向けてみたらいいんじゃないかな。
今季の試合レビューはこれでおしまい。来季の開幕戦までの間はちょいちょい更新することもありますが、とりあえず、 一旦のごあいさつということで。
来季こそは、優勝するのはベイスターズ…だよー。
巨000100210|4
横000000212×|5
横浜スタジアム(ホーム)
De5×-4巨人
勝利投手 三嶋 (3勝1敗18S)