大貫晋一の中盤の壁問題

 本日からは名古屋3連戦です

 ■悪いながらも…っていうピッチングは中盤に気をつけろ

【2020年10月20日対中日戦】

 本日の先発はDe大貫、中日福谷の右腕投手対決です。大貫投手は悪いながらも、中日打線を抑えていきますが、中盤6回に捕まってしまいました。1点リードから3失点。その後リリーフも失点を重ねて計6失点でした。

 打線はオースティン選手のソロ本塁打の1点のみ。ゲーム通して散発3安打で、5回以降は出塁なし。福谷投手のストレートに振り遅れ、変化球は空振り。いいとこなしでした。これじゃあ策も講じることはできないし

 完敗でしたね。中日さんは確実に強くなってるんだよなあ。

■大貫投手、二桁勝利はもちこし…もう一工夫があれば?

 本日の大貫投手は二桁勝利がかかった試合でした。5回までは零封しましたが、6回に捕まってしまうという結果でした。

 ですが、立ち上がりから抜け球も多く、カーブはストライクが入らない。悪いながらもツーシームで打ち取るピッチングを続けていました。ボール先行になることも多く、6回に降板したときには93球に達するほど、球数が嵩んでしまいました。

 捕まった6回は、早めのカウントで中に入る変化球を痛打される場面が多かったですね。序盤も早めのカウントは真ん中付近に入ってくることが多かったのですが、6回は見事に狙われてしまいました。

 この6回は上位打線に回るところ。また、球数的にも疲れてくるところなので、テンポを変えてみるとか、もう一工夫があればなあと思いました。

 来季以降も大貫投手は先発ローテーションの中でキーパーソンとなっていくと思います。となると、きっと大貫投手は本日のような内容の試合、いわゆる悪いながらもなんとか乗り越えるも、中盤につかまりそうになる試合に出くわすことがまたあると思うんです。そのときには、一味違ったピッチングで踏ん張って、乗り越えてほしいなと思います。

 

横100000000|1

中00000312 × |6

ナゴヤドーム(ビジター)

De1-6中日

敗戦投手 大貫 (9勝5敗0S)

本塁打 オースティン 18号(1回表ソロ)