大貫晋一の持ち直すピッチング問題

 ハマスタ阪神戦です。勝てそうなイメージがファンでも湧いてこないのはなぜでしょうね。

 本日の先発は大貫投手。立ち上がりはまずまずでしたが、3回1死から投手の西投手に四球を出して、1番近本選手も四球。暗雲立ちこみます。球が浮き出しましたね。しかし、すぐに修正し、この回は無失点で切り抜けます。

 4回もやや球が高くなり、大山選手がヒット。ロハス・ジュニア選手相手にもボール先行になってしまって2ランを被弾してしまいます。5回、6回とランナーを2人出すも無失点で切り抜けます。結果6回1/3で2失点。状態がよかったとは言えない中では、頑張ったんじゃないでしょうか。これまでの大貫投手は、球が浮き出して崩れるパターンが多かったですが、ゲーム中でなんとか修正できていたと思います。

 ただね、大貫投手はこの試合ではバントを2つ失敗したんですよね。ランナーが戸柱選手で西投手がピッチャーだったんで、難しい場面ではありましたが、なんとか決めてほしかったですね。打撃陣は8安打も無得点。西投手もランナーを出しても甘いボールがありませんでしたし、やっぱり好投手相手だと一つ一つランナーを進めていかないと、点は入らないですね。

 大貫投手、持ち直すピッチングはよかったですし、プロの投手としてレベルアップしているように感じました。が、打席でも打線を持ち直すようなバントを見せてほしかったです。課題は多いですね。

 

【2021年10月6阪神戦】

神000200000|2

横000000000|0  

横浜スタジアム(ホーム)

De0-2阪神

敗戦投手 大貫 (6勝6敗0S)