上茶谷大河は一本立ちできるのか問題

 阪神戦2連敗。せめて1勝しましょ。

  ■”やきう”はやっぱりピッチャーでしょ

【2020年9月23日阪神戦】

 本日はDe上茶谷、阪神青柳の右腕対決です。先に言っちゃうと、上茶谷投手の好投につきる試合でした。ストレートとスプリット、チェンジアップをカウント球にしつつ、左打者の膝元と右打者の外低めにカットボールとスライダーで振らせるピッチング。困ったときにはストレート。100球を越えても145㎞を出せるストレート。コントロールも抜群で、阪神打線をシャットアウトしました。カンペキ。

 打線は青柳投手がやや疲れが見えてきた6回に内野ゴロの間に1点。7回の投手の代わりっぱなにソト選手が3ラン。阪神勝パリリーフ陣を出さずに勝てることができました。

 ”やきう”ってやっぱり投手次第で勝負が決まるんだなと思わせる試合でした。

  ■上茶谷投手、4試合連続QS達成

 本日完封勝利を収めた上茶谷投手は9月の登板4試合(本日含め)全てQSを達成しています。8月以前とは見違えるようなピッチングをしています。特にコントロールがいいですね。フォームが安定しているように見えます。このままいけば一本立ちどころかエースになれるんじゃないか。

 と、思ったのですけど、そうは甘くないんですよね。人生って。3試合、4試合好投したプロの投手ってゴマンといる。これを続けるのが難しいと思うんです。

 本日の好投はこれはこれでよしとして、次も同じような投球ができるかどうか。ちょっとした調子の良し悪し、波みたいなものはずーーっとあるでしょうから、悪い時をどううまく対処していけるかどうか。この辺をうまくできれば、一本立ちはできるはず。

 上茶谷投手、次の登板も楽しみですね。どういう投球をしてくれるでしょうか。  

横000001300|4

神000000000|0

阪神甲子園球場(ビジター)

De4-0阪神

勝利投手  上茶谷 (2勝1敗0S)

本塁打 ソト 17号(7回表3ラン)