今季のベイスターズさん、大量失点が多すぎる問題

 雨で1日休んでハマスタ阪神戦です。

 本日の先発は上茶谷投手。現在、防御率リーグトップの上茶谷投手ですが、本日は立ち上がりから攻められて初回2失点。3回にも2失点を喫するなど、芳しくない結果となってしまいました。

 特に1番2番の近本選手、中野選手にやられてしまいましたね。1回、3回はどちらも近本選手にはストレート、中野選手にはフォークを打たれました。球種を絞られたんですかね。ボール自体は立ち上がりから悪くなかったように見えましたが、うまく押っ付けられるバッティングをされることが多かったですね。

 相手先発は苦手・青柳投手。ですが、送球難の青柳投手に対して、バントの構えをしたりして揺さぶりました。そして、結構ヒットも出たんですよねえ。6回までに8安打。投手陣がボコボコに打たれてしまい、点差が離れてしまったこともあり、要所をうまく抑えられてしまいました。それでも、青柳投手に対してちょっとだけ嫌な印象を与えられたような気がします。

 上茶谷投手は中盤から球が甘くなり、リリーフも打たれて大敗。今季はちょっと大量点差で負ける試合が多くないですかね。

■ビハインドリリーフの重要性

 現在、ベイスターズさんはチーム防御率が唯一の4点台。大量失点で敗退することが多いですね。先発投手が中盤までに持たずに降板。ビハインドで登板した投手も相手打線につかまり、ずるずると引き離されていく。本日は9失点ですが、34試合で4試合が2桁失点です。

 先発投手が中盤までに打たれても大体、3から5点差くらいのビハインドでしょう。ビハインドのリリーフが踏ん張ってくれれば、まだまだ逆転できる可能性も残されている。そこからさらに点差が広がってしまうと、野手もテンションが上がらないし、ランナーを貯めていくことでしか、攻めようがないですもんね。盗塁、エンドラン、バントなど機動力を使う意味がなくなっちゃう。

 今は、宮國投手や入江投手、砂田投手などが担っているこの役割ですが、もうちょっと若手投手にも経験を積ませられないかなと思います。今だと池谷投手や三浦投手、徳山投手とかかな。各部門で底上げをしていかないと、またセリーグの落ちこぼれになりかねませんよ。

 

【2022年5月14阪神戦】

神202032000|9

横100010000|2  

横浜スタジアム(ホーム)

De2-9阪神 

敗戦投手 上茶谷 (2勝3敗0S)