6連戦の2回戦目はヤクルト戦です。
■ピープルズ投手の好投と佐野選手の一発で勝負あり
【2020年8月28日対ヤクルト戦】
本日はDeピープルズ、ヤクルト吉田大喜のNPB1年目先発投手対決です。ピープルズ投手は前回登板のようにばらつきのあるコントロールながら、多様な変化球を活用して6回無失点の好投。打線は3回裏に2本のタイムリーで先制し、7回裏に佐野選手のバックスクリーンに打ち込む3ランで突き放すという効果的な点の取り方をしていました。
終始ベイスターズペースで試合が展開して、ヤクルト戦初戦をとることができました。
■佐野選手は得意球もアプローチもロペス選手に似ている
本日取り上げるのは、値千金の3ランを放った佐野選手です。そのときのボールは、外よりの真ん中ストレートでした。
佐野選手はヤクルト戦に強いですね。昨年代打満塁弾を放った時も神宮ヤクルト戦でした。あのときは外角高めのストレートをバックスクリーンに打ち込んでいました。
真ん中から外角高めのストレートに強いんだなあ。佐野選手。ロペス選手みたい。そういえば、佐野選手って内角に攻められたボールを引っ張ってファールにすることが多いですね。これもロペス選手に似ている。アウトハイが得意すぎて、アウトハイのボール球にも手を出しちゃう。左投手のボール球になるスライダーにも手を出しちゃう。これもロペス選手に似ている。
8月28日現在、打率リーグトップ。昨年は代打での出場が多かったですけど、ここまで成績が良いと、他チームから相当マークされるようになっていくでしょうね。アウトハイのボール球なんかも使ってくるんじゃないかと思います。
佐野選手はマークされるようになってから、どれだけ成績をキープできるかにかかっている。そこからどこまでやれるのか。まだまだ、やらないといけないことは多いんだろうなあ。でも、楽しみ。日本をしょって立つくらいの選手になってほしいです。
ヤ000000110|2
横00200040× |6
横浜スタジアム(ホーム)
De6-2ヤクルト
勝利投手 ピープルズ (2勝1敗0S)
本塁打 佐野 10号(7回裏3ラン)