ベイスターズさんのリリーフ運用の変容問題2020

 広島戦1勝1敗。首位巨人を追いかけるためにも負けられないです。

 ■下位打線の機能と投手陣の踏ん張り

【2020年8月27日対広島戦】

 本日はDe井納、広島ジョンソンの先発ベテラン投手対決です。井納投手は低めを丁寧につくピッチングで5回1/3で2失点。もう少しイニングを食ってもらいたかったところですが、1点を争う試合展開的にやむなしというところでしょうか。

 打線はジョンソン投手の変化球に苦しみながらも3得点。嶺井選手と井納投手のタイムリーと下位打線が機能しました。昇格後初スタメンとなった細川選手もいい仕事をしていましたね。スタメンに出しながら育ててほしいなあ。

 試合はリリーフ陣が踏ん張って辛勝。無事に広島戦を勝ち越すことができました。

 

 ■セットアッパーを作らない98年リリーフ運用を思い出す

 本日取り上げるのはリリーフ運用です。これまでなるべく連投を作らないように運用にしているように見えます。ヤマヤス投手に限っては1日置きの過保護運用とも言えるかもしれない。

  国吉投手がちょっと投げすぎかなあ。と思いましたが、本日は1点リードの8回に登板しました。8回ってセットアッパーじゃないですか。これまではボールが暴れることの多かった国吉投手でしたが、ここ数年使わなかったフォークを今季は多用することでピッチングの幅が広がりましたね。本日もナイスピッチング。セットアッパーとしても申し分ない働きでした。

 今季のセットアッパーというと、パットン投手、エスコバー投手、石田投手が中心になって回ってました。ここに国吉投手が入ってくると、6回から8回までをうまくローテーションで回せそうな気がしてきますね。

 リリーフのローテーションというと98年の運用を思い出します。島田直也投手、五十嵐投手、阿波野投手。98年というとマシンガン打線が印象的ですが、リリーフ陣もよかったんですよね。五十嵐投手の無死2,3塁、三者連続三振とか未だに覚えてるもんなあ。

 今季のベイスターズリリーフ陣も数は揃ってきているので、それぞれが自身の持ち味をうまく発揮していってほしいなと思います。

 

広010100000|2

横01020000× |3

横浜スタジアム(ホーム)

De3-2広島

勝利投手 井納 (5勝3敗0S)

セーブ 三嶋 (1勝1敗8S)